野原工芸ではシャーペン、ボールペンなど年間1万本以上販売。工房を見せてもらった。全ての木材は入荷後、一旦倉庫に置いて、木は必ず1年寝かせるのだという。職人が木の状態を確認し、厳選した木だけがペンになる。木材を2センチ角に切り、中に真鍮パイプを通す、ろくろを使って削り出す。ミリ単位で削りを調整する。この繊細な技術を持つ職人は現在4人だけ。職人1人で1日20~30本が限度、1万本販売は常時作り続けてやっとの数。ネット販売は年に2回だけの受注販売で開始10分で売り切れてしまうほどの人気。長野のお店は1日3組、金土日のみの営業という完全予約制。しかも予約方法はハガキのみで、3カ月に1度のハガキ抽選に当選しないと予約ができない。今どきの中高生が本当にやってくるのか?5人がやってきた。埼玉から5時間かけて来店した。3回目でやっと当選したという。この日ためにお小遣いをためてきたという2人は2時間かけて自由にカスタムし自分だけの木軸ペンを作る。決めたのは特上黒柿のペンで2万6000円。続いては東京から親子来店。2時間吟味してカスタムし、選んだのはカリンコブのペン1万8000円と、楓の8000円など。
