松尾の言う「街力」。その答えは神奈川県にある。野村不動産が土地を買い上げ、区画丸ごと開発したプラウドシティ日吉。敷地は東京ドーム1個分で、以前はオフィスビルが立ち並ぶ、地域住民には馴染みのない一体だった。マンションを中心に、シニア向け住宅など様々な施設を開発。学校も入り、入居者には家族連れが多く、1300世帯が暮らす賑やかな街に。エリアデザイナーの村本がこだわって作ったのは道。住民以外の人たちも街の真ん中を自由に行き来できる遊歩道を作った。この仕掛けが街にある変化をもたらした。街にやってきたのは住人以外の人々。「まちのリビング」と名付けた有料のコミュニティスペースは、マンション住民以外も有料で利用が可能。コミュニティにひかれ、マンションを選んだ人も。こうした求められるものを作っていくことが街力アップになる。
