長嶋氏が2017年に「深層NEWS」に出演。現役時代の裏話や勝利への執念を熱く語っていた。番組内で自身が選んだ名場面ベスト3を改めて紹介。1つ目は1959年に行われた天覧試合。9回の同点の場面で長嶋氏はホームランを放ち逆転勝ち。天覧試合を振り返り長嶋氏は「両陛下は初めて野球を観る。いい試合、バッティングをやろうという気持ちは強く持っていた」などと回顧。敬遠がされがちの長嶋氏はバットを持たずに打席に入ったエピソードや、1994年の中日との最終戦で優勝を決めたエピソードを紹介。長嶋氏は日本プロ野球史上ベストナインにイチロー・松井秀喜・山本浩二などを選んだ。ファーストは王貞治、キャッチャーは野村克也、ピッチャーは金田正一。将来ベストナインに入ってもおかしくない選手に大谷翔平の名前を挙げていた。さらに38歳で現役引退した長嶋氏は40歳まで続けたかったことなどを明かしている。翌年の番組出演では、高橋由伸にサインボールを手渡したエピソードを語った。2004年のアテネで指揮を取る予定だったが長嶋氏は直前に病に倒れた。東京五輪では王貞治、松井秀喜らに支えられ聖火ランナーを務めた。