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「野球カステラ」 のテレビ露出情報

神戸市長田区で70年以上続く、手焼きせんべいの店を訪れた。お店の人気商品の一つである「野球カステラ」はグラブやボール、バットに帽子、キャッチャーマスクを型どっていて、職人が専用の型を使って一つひとつ丁寧に手焼きで作る。野球カステラ愛好会代表で、神戸市の職員の志方功一さんは「野球カステラ」の熱狂的なファンで、地域の課題に取り組む部署にいた5年前、神戸の産品について調べる中で「野球カステラ」に注目し、地域おこしにもつなげたいとSNSなどで情報を発信してきた。志方さんの自宅には、生地を混ぜるときに使う木べらや20丁近くの焼き型などを店を閉めた人から譲り受けたり、骨董品の店に足を運んだりして集めたそうだ。
「野球カステラ」が生まれたのはおよそ100年前。神戸で明治のころに生まれた「瓦せんべい」は、当時貴重だった砂糖や卵を海外から仕入れて作られていた。大正に入り、神戸の野球人気にあやかって、せんべい店がカステラを作ったのが始まりといわれ、今でも神戸市内では8店舗で作られている。志方さんは、自分で作るまでにその魅力に取り憑かれた。神戸の「野球カステラ」文化を次の世代につなげていきたいと、志方さんは焼き型バンクの取り組みに力を入れている。焼き型を一から作ると高額になるが、店を開きたいという人に自分が集めた焼き型を無償で出せるようにし、こうしたサポートもあり今年、神戸に新たなせんべい職人が誕生。志方さんが出した焼き型で作られるせんべいと野球カステラの歴史ある神戸の文化が受け継がれている。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年5月8日放送 14:05 - 14:50 NHK総合
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