先月31日、本州初となる国の特別天然記念物トキの放鳥が石川県羽咋市で行われた。秋篠宮ご夫妻も見守られる中、56年ぶりに本州の空へと羽ばたいていった。新潟県佐渡市で暮らす獣医師の金子良則さんはトキの飼育や繁殖などに30年以上携わってきた。親鳥が卵を捨てたり割ってしまうことが多く人工ふ化に切り替えた。しかし、温度や湿度の設定は容易ではなく最適な設定になるまで33年かかったという。転機が訪れたのは1999年、佐渡でトキの数が1羽に激減する中、中国からヨウヨウとヤンヤンの2羽が繁殖のために贈られてきた。それからまもなくユウユウが誕生。生後3か月間、休みなく付きっ切りで面倒を見た。そのかいあってかユウユウの繁殖に成功し、次第にトキの数は増えていった。次の問題は自然の中で生活するための訓練だった。ケージの中で空間認識を身に着ける訓練餌を探す訓練などを3か月間実施。
現在500羽前後にまで増えた野生のトキは佐渡で田んぼなどで姿が見られる。一方、本州に放たれたトキはGPSなどで追跡調査されていて、環境省は、見かけても近寄らず静かに見守ってほしいとしている。
現在500羽前後にまで増えた野生のトキは佐渡で田んぼなどで姿が見られる。一方、本州に放たれたトキはGPSなどで追跡調査されていて、環境省は、見かけても近寄らず静かに見守ってほしいとしている。
住所: 新潟県佐渡市新穂正明寺1277
URL: http://www4.ocn.ne.jp/~ibis/station/
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