続いては宮崎吾朗監督の「コクリコ坂から」。ヒロインを演じた長澤まさみの告白シーンを放送。本作を制作中の2011年、東日本大震災が発生。宮崎駿監督の「こういう時こそ仕事を続けるべきだ 我々にできることは映画を作ることだ」という思いのもと、制作が続けられ完成。2011年に公開された。金曜ロードショーでは2013年に初放送。ヒロイン・海役を演じた長澤まさみは「海ちゃんの言葉はすごく誠実でまっすぐな言葉が多かった 自分の性格的に言うと何かちょっと照れちゃったりとか照れ隠しで強く言っちゃったり『不器用だからそうなっちゃうんですよね』みたいな話をしていたら鈴木プロデューサーが『それだ!不器用だから海ちゃんはこういうことを言えちゃぬんだ』みたいな感じ」と振り返っていた。舞台は1963年、コクリコ荘を切り盛りする高校2年生の少女・海は俊と出会う。海が気持ちを打ち明ける告白シーンを放送。宮崎吾朗監督が海を描くに当たってイメージしたのは若い頃の吉永小百合。