自民党総裁選。自民党青年局・女性局主催「総裁選挙公開討論会」が能登半島地震の被災地で開催された。各候補から若者や女性の活躍に関する訴えが多く聞かれた。小林鷹之前経済安保担当大臣は「当選4回、40代、サラリーマン家庭で生まれ育った私が総理総裁になることが自民党を本気で変えることの象徴になる」、河野太郎デジタル大臣は「地方議会から女性議員の割合を増やしていく。必要なら公認推薦の中で割り当てを決める」、上川陽子外務大臣は「鍵は女性と地方」、林芳正官房長官は「働き方改革を政治の世界にも入れる。リモートなどで十分に仕事ができる体制を作りたい」、小泉進次郎元環境大臣は「能登半島の復興が進まない。復興を加速したい」、石破茂元幹事長は「震災は日や場所を選ばない。マグニチュード6以上の地震の2割は日本に集中している。防災省は必要」と訴えた。決選投票の場合、国会議員票367票＋地方票47票。オンライン投票について加藤勝信元官房長官は「オンライン投票をできるようにすれば葉書を出すこともない」、高市早苗経済安保担当大臣は「全党員を対象に決選投票をデジタルでやることは反対」、茂木敏充幹事長は「オンラインであればもっと地方の票や声が反映できるようになる」と主張。自民党総裁選。JNN調査によると国会議員票（367票）の動向：小泉進次郎氏50人以上、小林鷹之氏50人程度、林芳正氏・茂木敏充氏40人前後、石破茂氏・高市早苗氏30人台、河野太郎氏30人前後、上川陽子氏・加藤勝信氏20人台、態度不明40人以上。現状では、どの候補も1回目の投票で過半数獲得できないことから上位2人による決選投票となるのが確実な情勢。