能登半島地震の被害を受けた金沢港に地震後初めてセメントを積んだ運搬船が入港。金沢港の御供田ふ頭にセメントを積んだ運搬船が到着。金沢港では能登半島地震でふ頭に大きな被害が出たほか、セメントを貯蔵する設備の一部も壊れた。応急的な復旧作業が完了し、きょう初めて運搬船の入港ができるようになった。セメントは道路の舗装のほか地盤の改良など被災地の復興に向けた様々な工事に活用される重要な資材だが、これまでは福井県や富山県の港に船で運搬されたセメントをトラックで金沢港に輸送していたため能登地方の現場に届くまでに時間がかかっていた。金沢港湾空港整備事務所副所長・田中智が「復興の加速化につながる」とコメント。