きのう行われた備蓄米の3回目の入札。これまでに21万トンが落札され、備蓄米の流通は今月10日以降に本格化した。しかしスーパーでは「上がる一方で全然安くならない」「買えない」など不満の声が。最新のコメの価格は5キロあたり平均4,217円と15週連続で値上がりが続いている。江藤大臣は「責任を重く感じている」とし、解決の一手が打たれることに。これまで備蓄米はJAなどに集荷された後、卸売業者にわたりスーパーや外食業者に届く仕組みだった。ただ、これらは大手に限った話で中小の手元には届かなかった。そこで今回、卸売業者同士の取り引きを認め、中小のスーパーなどにも行き渡るようにするという。ホテルなどにコメを卸す群馬県の卸売業者はこれまで備蓄米は買えなかったそうで、今回の変更に期待を寄せている。