- 出演者
- 膳場貴子 駒田健吾 中西悠理 杉浦みずき 唐橋ユミ
国会のなかでも特に注目される予算委員会で高市総理ははじめての答弁に備え夜明け前から異例の態勢で臨んだ。7日(金曜日)午前2時半頃に総理公邸には慌ただしい人の出入り。朝9時に始まった衆議院予算委員会で午前3時からの答弁準備について問われた総理は「手伝ってくれた秘書官、SPさん、ドライバーの方にはご迷惑をかけたと思う」と話した。労働時間の規制緩和の方針については「私自身も過労死に至るような残業をよしとはしていない、労働者のニーズや働き方の実態をちゃんと見極めて検討を進めていくべき」と述べた。5日(水曜日)の衆議院本会議で公明党・斉藤代表が「野党として新出発した」とし裏金問題を質した。裏金をめぐり異例の事態も。佐藤官房副長官が野党の反発を受け自席にとどまっていた。佐藤官房副長官は奈良県出身で裏金議員。発覚後は選挙を経ずに抜擢されている。高市総理は企業・団体献金についても踏み込まずトランプ大統領のノーベル賞推薦についても「答えることは差し控える」と述べた。また物価高対策の食品の消費税引き下げについても明言していない。
半年前には「0%にすべき」と主張していた食料品の消費税について問われた高市総理は「現在もこれを選択肢として排除するものではない」などと述べた。自民・維新の連立合意書に食料品は2年間に限り消費税の対象としないことも視野に法制化の検討を行うとしている。立憲民主党・本庄政調会長が「いつどのように検討する考えか」と聞くと高市総理は「残念ながら日本の遅れたPOSレジシステムのせい。(改修などに)1年もしくはそれ以上かかるものもある」、「少なくとも自民党・日本維新の会の間では協議会を作って協議をする」などと述べた。
高市総理が掲げる責任ある積極財政について厳しい追及が国会論戦であった。責任ある積極財政とは、官民連携の戦略的投資を行うことで経済成長を実現し債務残高の対GDP比率を下げていくことを目指すもの。金曜の予算委員会で高市総理は国の借金について「プライマリーバランスの単年度黒字化」の撤回を表明。質問に立った立憲の本庄政調会長は「財政健全化の単なる先送り」「無責任な放漫財政になりかねない」と指摘した。物価高対策について立憲の野田代表は「金融緩和と積極財政は物価高を助長するのでは?」と追及、高市総理は「物価高を加速させることがないよう財政出動を行っていく」と議論が噛み合わなかった。寺島は「根幹は円安。アベノミクスは失敗だったということを自ら認めたうえで議論を始めた。チグハグなんですよ」、安田は「政治って公正であってほしい」、古田は「11月の世論調査で高市政権の支持率って80%を超えた。安倍政権よりも高い。高市さんの首相としての言動は広く支持を得ている。支持率が高いから偽情報がでてこない。これから先、落ち始めたら早い。それまでの間にどれだけ実績をつめるかがポイント」、元村は「気になっているのはプライマリーバランスの単年度のチェックをやめるって言ったこと」、「最低限党首討論は毎月でもやってほしい」などとコメントした。
増産の方針が一転したコメ政策。店頭価格は高止まり。卸売の現場では異変が起きていた。火曜日、消費者団体を訪ねた鈴木農水大臣は1932年に起きた「米よこせ運動」の像に案内された。その後、コメ高騰について意見交換をした。おととい発表された銘柄米の平均価格は3週連続で最高値を更新(農水省)。新米が出回っても価格が下がっていない。セルシオジャパン・久保田さんは「どうしても仕入れ値も高くなっている」、「少量タイプのお米の売り上げの方が断然伸びている」などと述べた。
創業300年を超える卸売業者をたずねると、新米が入ってくる時期にも関わらずあえて在庫を減らしていた。金沢米穀販売の金澤富夫代表は「高いうちに買っていつまでも持っていると、タイムリーに値下げもできなくなる」などと語った。実は今高すぎる新米の売れ行きが落ち、最近になって仕入れ値が5%ほど下落しているという。集荷業者からは「新米を買ってほしい」との依頼が相次いでいるといい、金澤代表は「数量的には潤沢で、供給過剰になる可能性がある」などと指摘した。“コメ余り”で価格下落の兆候も見える中、新たに就任した鈴木農水相は政府がコメ価格には関与しない考えを強調する一方、「需給のバランスが崩れれば一気にコメの価格が下がる可能性がある」と石破政権が掲げた増産方針を一転させ、来年は減産する方針を表明した。この方針に金澤代表は「今まで需要を政府は見誤っていた。増産に舵を切らないと、またいつ米騒動が来るかわからない」などと語った。コメの増産や生産コスト削減のため大規模化を進めてきた三橋農園の三橋国郎代表は、今回政府が減産方針へ転換したことについて「価格の低迷を防ぐため、一時的措置としては賛成」だとした。一方で消費者に受け入れられる価格でコメを作り続けられるのか、不安があるという。鈴木大臣も「中長期的には増産トレンドを作りたい」と述べているが、そのためには生産調整だけではなく持続可能なコメ作りの戦略が求められる。
国産米の価格高騰を受けて急増しているのが海外からの輸入。今年度、上半期の輸入量は8.6万トンを超え、去年同時期の415トンから桁違いに増えている(財務省)。7万トンはアメリカ産のカルローズ米などで、前年と比べて約1200倍も輸入されている。1世帯当たり1か月間のコメの支出量(総務省)は5月から大きく減っている様子が見て取れる。鈴木農水大臣は「おこめ券」を自治体から配布することを検討。総合経済対策に盛り込む方向で調整しているという。寺島は「今コメのマーケットは2極化している。消費者に重点をおいた政策と、生産者に重点をおいたバランスの中で考えなきゃいけない。日本人の食べるもの全体をどういう風に長期的に安定させるんだっていうこと」などとコメントした。
高市総理は4日、外国人政策の見直しの司令塔となる関係閣僚会議の初会合を開いた。政府は外国人との秩序ある共生社会の実現に向け、来年1月をめどに総合的対応策をまとめる方針。土地取得の在り方を検討するとしてマンションの取引実態を早急に把握することや、安全保障上問題がある土地の取得についてその影響を精査し法改正を検討。オーバーツーリズムについても対策を強化することにしている。安田は「インバウンドのさらなる呼び込み、留学生の受け入れ、技能実習制度のさらなる拡大っていうのは安倍政権下で押し進められてきた。一方で対応や定住支援は自治体や民間頼みだった」、古田は「排外主義を煽るような内容の偽情報をシェアした人たちをみると多かったのが高市さんの支持者。支持するにしろ批判するにしろきちんと事実を確認するということをやってほしい」などとコメントした。
4日、日本維新の会の藤田共同代表が自らに向けられた疑惑について口を開いた。きっかけは共産党の機関紙「しんぶん赤旗日曜版」で藤田氏が“身内へ税金を還流している疑惑”があるという報道。藤田氏側は2024年までの8年間に公設第1秘書が経営する会社にビラ、ポスターのデザインと印刷などの名目で約2000万円分を発注。9割以上が公金だったという。秘書が経営する会社はデザインを担当し、印刷はさらに別の業者に発注していた。秘書は経営する会社から年間720万円の報酬を受け取っていたという。橋下徹氏は「知事・市長でこんなこと許されたら、ボロ儲けできるわ」と厳しく批判している。安田は「明確に違法とされなければ政治家は何をやってもいいわけではなく、倫理的にも言動を問われる。藤田さんはこの問題を取材してきた側の名刺をネット上に晒している」、「何重にも悪質だなという風に思う」などとコメントした。
5日、トランプ大統領が「ニューヨークの共産主義者がどうなるのか見てみよう」と発言。共産主義者と呼んだのはニューヨーク市長選で勝利した民主党のゾーラン・マムダニ氏で、トランプ氏との対決姿勢を鮮明にしていた。
6日、TBSの番組に出演した小泉防衛大臣は原子力潜水艦の必要性について踏み込んだ発言をした。発言の背景には、アメリカ・トランプ大統領が韓国での原子力潜水艦の建造を承認した動きがある。原子力潜水艦は建造コストの問題や「原子力基本法」との整合性などの課題がある。元村は「原子力基本法には原子力に関することは透明性が高くみんなが知られるような形で公開されなければならないとされている。普通の潜水艦と桁違いにお金がかかるというところも私は気になっている」、古田は「ハウスオブダイナマイトっていう映画が今話題になっている。核ミサイルで溢れている地球を意味している。軍事力の拡大の競争を始めると止まらない。緊張緩和の議論が中心にならないといけないのではないかと思う」などとコメントした。
本日のご意見番は、箱根駅伝山登りの5区で4年連続区間賞を獲得し「二代目山の神」と呼ばれた柏原竜二と、上原浩治。柏原は1989年福島県出身で、中学生の時に陸上を始めた。高校卒業後は東洋大に進学し、1年生から箱根駅伝に出場し区間新をマークした。大学在学中に東日本大震災が発生し、地元の復興に力を貸したいと福島で行われた駅伝に出場した。卒業後は陸上の強豪・富士通に入社。けがに苦しみ、27歳で現役を引退。現在も富士通の社員として様々なスポーツに携わっている。
先週日曜日、大学三大駅伝の1つ「全日本大学駅伝」が行われた。10月の出雲を制したのは國學院大學だった。全日本大学駅伝の1区では、志學館大の中村晃斗が区間賞の走りを見せた。4区に入ると中央大と國學院大がトップ争いを演じ、3位帝京大、4位駒澤大が後を追った。5区で圧巻の走りを見せたのは駒澤大の伊藤蒼唯で、区間新の走りでトップでたすきをつないだ。駒澤大はその後の区間も2位以下との差を広げ、2年ぶり大会最多17度目の優勝を決めた。大会MVPには伊藤蒼唯が選ばれた。
全日本大学駅伝で優勝した駒澤大学について、柏原竜二は「今回は伊藤蒼唯を5区に置けたのがポイントになった。駅伝は基本的に先手必勝。序盤で耐え、5区でしっかり差をつけられたのが勝因となった。伊藤はレースメイクがうまく、変幻自在の選手。駒澤は佐藤圭汰が復帰して、箱根駅伝が楽しみになった」などと語った。
ニューイヤー駅伝への切符をかけた、社会人ランナーの戦い。大分で行われた九州実業団駅伝は、上位10チームが来年1月1日に行われる駅伝日本一決定戦の「ニューイヤー駅伝」に出場できる。解説は今年のニューイヤーを制した旭化成の顧問・宗茂さんだった。旭化成は第2集団へ。宗さんの辛口解説はペースアップし、「優勝を狙うチームと優勝を狙えないチームの走り方そのものがここに出ている」などと述べた。優勝をしたのは三菱重工。旭化成はニューイヤーの出場権を獲得したものの、8位。
埼玉で行われた東日本実業団駅伝では今大会初出場のM&Aベストパートナーズの監督として「3代目・山の神」の神野大地がニューイヤー駅伝出場を目指していた。M&Aベストパートナーズは富士通と激しい順位争いを繰り広げた。優勝はロジスティード。今年4月に本格始動したばかりのM&Aベストパートナーズは6位でニューイヤーの出場権を獲得した。富士通は7位。
ニューイヤー駅伝について柏原は「企業の威信をかけた戦いですので全国の企業が集まって元日の日本一を決める。今回は喝とあっぱれどっちも。M&Aベストパートナーズさんは短い期間でよくニューイヤー出場を果たしたなと思うし本気が伝わってくる」、「優勝を予選から狙っていくかというところでアピールに繋がってくる」、「もっと激しくバチバチにやらないとファン拡大にも繋がらない」などとコメントした。
ワールドシリーズ第7戦。9回ウラ、サヨナラのピンチに前日6回96球を投げた山本が魂の連投をした。延長11回表、ドジャースが勝ち越し。ドジャースがワールドシリーズ連覇を達成。山本は日本人2人目、上原浩治さん以来ワールドシリーズ胴上げ投手となった。さらに松井秀喜さん以来となるワールドシリーズMVPを獲得した。ロサンゼルスでの優勝パレードでは、平日にも関わらず22万人を超えるファンが集まった。
ワールドシリーズのMVPに輝いた山本由伸を紹介。山本は昨シーズンからドジャースに移籍。12年契約総額3億2500万ドル。山本は今シーズン30試合に先発し12勝。防御率は2.49、201奪三振。サイ・ヤング賞の最終候補3人に入っている。岩隈久志、前田健太、ダルビッシュ有に次いで日本人で4人目。ワールドシリーズで勝ち投手となった日本人はほかには松坂大輔だけ。山本は1回のワールドシリーズで3勝となり、ランディ・ジョンソン以来24年ぶりの快挙。敵地での3勝は史上初、完投勝利も10年ぶり。山本の強みは多彩な変化球。オリックス元監督の中嶋聡は「全ての球種のコントロールが良い」などと評価している。山本が感謝をしているのはトレーナーの矢田修氏で、やり投げ・逆立ちなどユニークなトレーニングを取り入れ、最小限の力で効率よく投げることができる体の使い方を習得してきたという。現地のファンからは地球外生命体を疑う声も浮上している。柏原は「山本投手が出てくるとチームの雰囲気が変わる」、上原は「先発ピッチャーが連投するのはあり得ない」、ワールドシリーズ制覇がかかったマウンドについて「終わった時にはやっと休めるというのが本音だった」などとコメントした。ポスティング申請が受理された村上宗隆の交渉期間は今月8日から45日間。さらに今永と菅野がフリーエージェントになる。ダルビッシュは右肘手術で来季は全休。今永について上原は「後半に失速したところとお金の問題っていうのが球団にあったんじゃないか」などとコメントした。
フィギュアスケートグランプリシリーズ第4戦NHK杯。男子シングルフリーに鍵山優真が臨み、曲は荒川静香さんがトリノで金をとったときの「トゥーランドット」を使用。イナバウアーもしっかり見せ日本男子初大会3連覇を達成した。女子シングルフリーでは坂本花織が今季世界最高得点で大会連覇。
