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「金色のガッシュベル!!」 のテレビ露出情報

製造業や農業、介護などさまざまな分野で活躍している外国人労働者。茨城県ではITなどの教育も進むインドに注目して高度人材としての受け入れを強化しようとしている。先月行われた現地視察ツアーに密着しインドの人材確保の現場を取材した。世界一の人口、14億人余りを誇るインド。平均年齢は28歳、首都デリーの街は多くの若者であふれている。また豊富なIT人材で知られ若い頭脳に世界が注目している。そんな才能ある人材を茨城県も獲得したいと先月、茨城県の中小企業などが県の担当者と視察に訪れた。訪れたのはデリー近郊にある私立の総合大学、アミティ大学。17万人以上の学生を抱えるインド有数の大学だ。インドでは大学などに進む学生はおよそ4300万人と日本のおよそ15倍。一方、大卒の失業率は29.1%に上る。県はそこに目をつけた。一行がまず訪れたのは県が去年9月、大学に開設した無料の日本語講座。県によると日本の自治体が主導してインドの大学に日本語講座を設けたのは初めての試みだという。希望者が殺到し、選ばれた工学部の3年生およそ20人が日本語を学んでいる。受講者の1人、ガウタムジャイスワルさんは父親が警察官、母親が教師、姉も大学に通う4人家族。小さいころから日本のアニメが好きだったというガウタムさんはいつしか日本で働きたいと思うようになった。ガウタムさんは工学部で設計技術などを学んでいて大学に通いながら商品のモデルをCGで作るなどフリーランスとしても活動している。自分のスキルを生かせる環境を求めて茨城県で働くことにも関心を示している。ツアーでは中小企業の経営者と学生の交流会が開かれた。参加した多くの企業は製造業。会社の中核を担うエンジニアなどとして優秀な外国人材の採用を進めていくことに期待をかけている。インドで出会った茨城の企業と学生たちの間で、人材獲得につなげていくことができるか模索が始まっている。日本語講座で学び始めた学生の皆さんはこれから4年生になる。茨城県は企業に呼びかけて学生のインターンシップを進め会社に定着してもらいたいとしている。

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