- 出演者
- 芳賀健太郎 船木正人 寺門亜衣子 安藤佳祐 黒田菜月
真冬に逆戻りしたきょうの関東甲信。雪のピークは過ぎつつあるがあすの夜の初めごろから再び関東甲信の山沿いを中心に大雪となり平地でも雪が積もるところがある見込みで交通への影響に十分注意が必要。東京・武蔵野市の吉祥寺駅前は現在、雪はやんでいるが私が取材を始めた午後3時半ごろは雪が強まったり弱まったりを繰り返していた。ただこの場所で雪が積もることはなかった。鉄道は通常どおり運行していて駅前のロータリーもふだんと変わらない様子。現在の気温はこちらの温度計で3.6度と徐々に寒さを強く感じるようになってきた。関東甲信ではあすの夜の初めからあさってにかけて平地でも雪が積もるところがある見込み。6歳の娘がいる男性はきのうとの温度差が激しいので子どもに厚着をさせて過ごすと話していた。
きのうから一転しての寒さと雪。午後5時までの6時間に降った雪の量は栃木県奥日光で8センチ、群馬県草津町で4センチなどとなり東京の都心でも雪が降った。雪のピークは過ぎつつあるが関東甲信ではあすの夜の初めごろからあさってにかけて山沿いを中心に大雪となり、平地でも雪が積もるところがある見込み。あす夕方までの24時間に降る雪の量はいずれも多いところで甲信と箱根から多摩地方や秩父地方にかけて5センチ、関東南部の平地で3センチ、関東北部の山地で1センチと予想されている。また、あさって夕方までの24時間には甲信と関東北部の山地で30センチ、箱根から多摩地方や秩父地方にかけて20センチ、関東北部の平地で15センチ、関東南部の平地で10センチの雪が降る見込み。国土交通省は高速道路の予防的通行止めを行う可能性があり降り方によっては範囲が拡大することもあるとしている。国土交通省によると予防的通行止めを行う可能性がある関東甲信地方の高速道路は32の区間。このうち、あす午後3時から午後9時まで通行止めの可能性があるのは東名高速道路で東京インターチェンジから清水インターチェンジまで、また首都高速道路で中央環状線の大井ジャンクションから熊野町ジャンクションなどとなっている。国土交通省などは最新の道路状況や気象情報を確認するよう呼びかけている。
詳しい雪の見通しなどについて伝えた。きょうの雨とか雪はもうほとんどやんできてる。ただあすの夜からまた関東各地雪になりそうであさっての朝にかけて雪が積もる地域が出てきそう。特に山沿いで降水量が多くなる予想なので大雪になる地域が出てくる。今回降った雪よりもさらに多くなる、量が多いと予想されており予想される雪の降る量なのだが、山沿いでは多い所30センチとあるが南部の平地でも多い所10センチくらい。この10センチというのは千葉ではゼロ、つまり雨が降るという予想でただ都心と郊外で10センチの開きがあるという状況で地域によっては本当に雪の降る量変わってくる。あす日中は結構日ざしもあったりするですけど午後になって西から雨雲、雪雲が近づく。千葉は雨というように西側ほど雪になりやすい状況。夜7時、8時、9時、結構降り続くような雨や雪になるので夜9時の段階ではもううっすらと雪が積もってる地域も出てくると思う。さらに深夜0時ごろにかけて雨や雪が続くが、西側だけ雪で、東側だけ雨という状況が続く。あさって水曜日の0時。東風が千葉まではやって来るが、内陸部は北とか北西の風が予想されていてこの東風がどこまで入るかで雨と雪の境目が都心部で分かれてくる。だが、あすは後半、雪が降り始めてあさってにかけて雪が続く可能性が風向きしだいで分かるが、その後あさっての明け方ぐらいまでは雪として降り続く可能性があるので、あさってにかけて警戒が必要。
都立高校の入学試験の合格発表の日。ウェブサイトのほか、それぞれの学校の掲示板で発表が行われた。東京都は今年度から私立、都立ともに高校の授業料を実質無償化していて受験生の動向が注目されていた。千代田区の都立日比谷高校。合格者の受験番号が貼り出され、雨の中、訪れた受験生が友人などと抱き合ったりして喜んでいた。杉並区の学習塾には都立高校に合格した受験生たちが結果の報告に訪れていた。東京都教育委員会によると全日制の応募倍率の平均は1.29倍で現在の制度で募集が始まった1994年度の入試以降最も低くなっている。
高校の授業料を巡っては東京都に続いて国でも動きがあった。この高校の授業料を巡っては先月、自民公明両党と日本維新の会の3党が無償化の具体策で合意している。今年4月から公立・私立を問わず年間11万8800円の就学支援金の所得制限を撤廃し公立高校を実質的に無償化するとしている。また来年4月からは私立高校を対象に、加算されている就学支援金の上限額の所得制限を撤廃し、私立の全国平均の授業料である45万7000円に引き上げるとした。慶應義塾大学 赤林英夫教授は、私立しか進学の選択肢がない生徒にとっては無償化は大きなメリット。進学の選択肢も広がると話している。東京都 小池知事は、始めてまだわずかなので数字などを確保しながらチェックしていきたいとしている。
ことし11月、東京をメインに開かれるデフリンピックではデフサッカーも行われ日本代表も出場する。デフサッカーの選手たちは補聴器を外してプレーするため声は聞こえないがそのほかのルールは通常のサッカーとほとんど変わりない。聞こえないことを強みに変えて勝利を目指すチームを追った。先月行われたデフサッカー日本代表の練習試合。白いユニフォームの日本代表の選手は健常者の大学生を相手に互角の戦いを見せる。声が聞こえない分、手話やアイコンタクトでコミュニケーションを取る。選手どうしで連係を取るのは簡単ではない。チームの指揮を執るのは元Jリーガーの吉田匡良監督。監督に就任したのは聴覚障害がある小学1年生の息子がきっかけだった。息子と生活する中で耳が聞こえないことを個性と捉えることでチームがより成長すると考えている。デフサッカーでは耳が聞こえない分、選手どうしの距離が離れて連携が取りづらくなるのが課題。この課題を克服しようと吉田監督は試合中、番号で戦術を共有をすることにした。番号ごとに選手がどの位置に集まってプレーするかを決めていて、1は前、2は中盤、3は後ろとチームで認識を共有している。監督が指で示した番号を選手が目で見て確認することで課題となる連携をチームの強みに変えようという。九州の強豪で、健常者の大学生との練習試合では戦術の徹底を図った。しかし、連携がうまく取れず前半だけで4失点。吉田監督はハーフタイムで周りを見ることを徹底するよう伝えた。そして、後半。吉田監督は前に集まる1の戦術をチームに共有した。指示を見た選手たちは一体となって前からプレッシャーをかけた。副キャプテンの古島啓太選手も仲間と連携してボールを奪いに行く。そして、チームは相手陣地でボールを奪うと見事、得点。後半は互角の戦いを演じ、チームは手応えを感じていた。吉田監督は去年、日本代表の監督に就任してアジア大会で優勝を果たした。チームはデフリンピックを見据えて来月2日、東京国立競技場でJリーグ入りを目指す強豪との練習試合に挑む。
明日の関東の天気を伝えた。
製造業や農業、介護などさまざまな分野で活躍している外国人労働者。茨城県ではITなどの教育も進むインドに注目して高度人材としての受け入れを強化しようとしている。先月行われた現地視察ツアーに密着しインドの人材確保の現場を取材した。世界一の人口、14億人余りを誇るインド。平均年齢は28歳、首都デリーの街は多くの若者であふれている。また豊富なIT人材で知られ若い頭脳に世界が注目している。そんな才能ある人材を茨城県も獲得したいと先月、茨城県の中小企業などが県の担当者と視察に訪れた。訪れたのはデリー近郊にある私立の総合大学、アミティ大学。17万人以上の学生を抱えるインド有数の大学だ。インドでは大学などに進む学生はおよそ4300万人と日本のおよそ15倍。一方、大卒の失業率は29.1%に上る。県はそこに目をつけた。一行がまず訪れたのは県が去年9月、大学に開設した無料の日本語講座。県によると日本の自治体が主導してインドの大学に日本語講座を設けたのは初めての試みだという。希望者が殺到し、選ばれた工学部の3年生およそ20人が日本語を学んでいる。受講者の1人、ガウタムジャイスワルさんは父親が警察官、母親が教師、姉も大学に通う4人家族。小さいころから日本のアニメが好きだったというガウタムさんはいつしか日本で働きたいと思うようになった。ガウタムさんは工学部で設計技術などを学んでいて大学に通いながら商品のモデルをCGで作るなどフリーランスとしても活動している。自分のスキルを生かせる環境を求めて茨城県で働くことにも関心を示している。ツアーでは中小企業の経営者と学生の交流会が開かれた。参加した多くの企業は製造業。会社の中核を担うエンジニアなどとして優秀な外国人材の採用を進めていくことに期待をかけている。インドで出会った茨城の企業と学生たちの間で、人材獲得につなげていくことができるか模索が始まっている。日本語講座で学び始めた学生の皆さんはこれから4年生になる。茨城県は企業に呼びかけて学生のインターンシップを進め会社に定着してもらいたいとしている。
千葉県知事選挙2025 告示日の街頭演説 徹底比軟、■熊谷知事 公約の実績は? 「県政ビジョン」の達成を検証などの記事がよく読まれた。
- キーワード
- 千葉県知事選挙
先週木曜日に告示された千葉県知事選挙。立候補したのは現職と新人3人。幅広く政党の県組織から支持を受けて2期目を目指す熊谷氏に共産党が推薦する小倉氏、諸派の黒川氏、立花氏が挑む構図となっている。今回、NHKは各候補が告示日に最初に行った街頭演説の全文からテーマごとの文字数を分析した。そして演説全体の構成をグラフにして候補者が訴えた内容を読み解いた。現職の熊谷氏は冒頭にみずからの政治姿勢に触れたあと、防災やインフラの老朽化対策について実績や公約を訴え続いて防犯、経済、教育など幅広い分野について考えを述べた。具体的な政策テーマのうち最も多く触れたのはインフラの老朽化対策で続いて教育、防犯だった。続いて小倉氏は水道料金を2割程度値上げする県の方針を中止するという公約について演説の冒頭と最後に訴え、合算すると全体の半分以上となった。このほか農業振興や防災にも触れましたがテーマを少なく絞ることで効果的に訴えようという戦略が分かる。そして黒川氏は演説の前半はほかの候補者や政治団体への言及を繰り返した。そして後半には経済振興に関するみずからの考えについて訴えた。最後に立花氏は主に兵庫県政を巡る問題やメディア批判について何度も訴えた。この2つのテーマを合算すると全体の8割近くに上った。改めて4人の候補者のグラフを並べると、幅広い分野についてまんべんなく触れた熊谷氏、水道料金を中心に訴える分野を絞った小倉氏、ほかの候補や政治団体について多くを述べた黒川氏、兵庫県政やメディアへの言及を繰り返した立花氏とそれぞれの主張が浮き彫りになった。各候補が共通で取り上げた政策分野としては熊谷氏と小倉氏がともに防災に触れたのと熊谷氏と黒川氏が経済振興に触れたほかはなくあまり議論がかみ合っていない状況も見て取れる。千葉県知事選挙の投票はきのう告示された千葉市長選挙とともに今月16日に行われ即日開票される。
気象庁のまとめによるとことしの冬は太平洋側を中心に雨がかなり少なく東日本と西日本の太平洋側では過去最も少なくなった。気象庁はきょう去年12月から先月までの冬の天候のまとめを発表した。それによると冬型の気圧配置や高気圧の影響で太平洋側を中心に降水量がかなり少なくなった。平年と比べると東日本の太平洋側で26%、西日本の太平洋側で38%といずれも気象庁が統計を取り始めた1946年以降最も少なくなった。気象庁は日本付近では偏西風が平年よりも南へ蛇行したため冬型の気圧配置が強まりやすかった一方、日本の南を通る低気圧の活動が弱く太平洋側では雨が少ない冬になったと分析している。
首都直下地震などの大規模災害に備え、東京・品川区は23区で初めて断水時でも使用できるトイレトラックを導入した。能登半島地震の被災地では断水や停電などの影響で長期間、水洗トイレが使えない事態となり対応が課題となった。これを受けて品川区は断水時でも使用できる移動式の水洗トイレを備えたトイレトラック1台を購入し、きょうお披露目した。トラックには多目的トイレを含む5つの洋式トイレがあり1回の給水で最大でおよそ1300回分利用できる。購入費用はおよそ2600万円でこのうち1400万円を地元企業や区民からの寄付で賄った。品川区は今後、区内のイベント会場などで活用するほか同じようなトラックを持つ自治体どうしが災害時に互いに派遣し合うプロジェクトにも参加することにしている。
埼玉県鴻巣駅前の「エルミこうのす」という商業施設から中継。3月3日、ひな祭りということで日本一高いピラミッドひな壇が飾られている。人形のまち・鴻巣をより多くの方に知ってもらおうとひな壇なんと31段、高さはおよそ7メートルもあり1605体のひな人形が飾られている。埼玉県はひな人形作りがとても盛んで全国1位のシェアを誇る。さらに鴻巣の人形制作にはおよそ400年もの歴史があり貴重なまちの伝統として現在に伝えられている。そしてこれだけたくさんのひな人形たちなのだが皆さんの寄付によって集められたという。
明日の関東の雪の状況や天気を伝えた。
エンディングの挨拶。このあとはニュース7。”歴史的岐路”欧州の対応は。