日銀の植田総裁はきのうの講演で、アメリカと中国が互いに課していた追加関税を大幅に引き下げたこちについて、「それでもなお、不透明感が強い状況は続いている」と指摘し、追加の利上げは予断を持たず、慎重に判断するべきだという考えを改めて示した。一方、日銀は、今月開く金融政策決定会合で、現在進めている国債の買い入れの減額計画について必要があれば計画を修正するほか、来年4月以降の買い入れ方針も示す見通し。
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