北海道では海上保安庁ヘリの女性飛行士・二塚瑞希さんが奮闘している。2024年に着任すると約半年で副操縦士に上り詰めた。根室市納沙布岬での任務が副操縦士として初の仕事となったが「今も緊張感を持って過ごしています」と二塚さんは当時を振り返っている。今後も海外救助の際にも出動できる機長を目指して邁進しているといい、そのためには国家資格とともに高い技量が求められ、次々と試験に挑んでいる。哨戒も行っていて冬の訓練は冷たい風を受けながらの訓練となっている。海上保安庁によると女性パイロットは4%あまりにとどまるが、二塚さんは自分が機長になればあとに続く女性が増えるとの思いもあるといい、信頼されるような人材を目指し皆さんの役に立てるようなことをしていきたいと話している。