自民党の石破総裁は昨日、今月15日公示、27日投開票の日程で衆議院選挙を行う考えを示した。解散権を持つ総理大臣に就任する前の表明について、石破氏は「かなり異例なことだと承知しているが、不適切だとは考えていない」と述べた。今日召集の臨時国会について、与党側は今月9日まで9日間の会期を提案しているが、野党各党は一斉に反発している。一方、自民党の新たな執行部がきのう決定。副総裁に菅前総理大臣、最高顧問に麻生副総裁が就任した。党4役には森山幹事長、小野寺政調会長、鈴木総務会長、小泉選挙対策委員長が就任した。今日、国会で総理に指名され組閣に臨む石破氏。新たな閣僚のうち女性閣僚は、子ども政策担当大臣の三原じゅん子氏ら2人、13人が初入閣となる。