渡辺裕太が3代続く銭湯を営む家族にホームステイ。東京で銭湯が減り続ける中、ピンチを乗り越え家業を守る一家の思いに迫った。調布市深大寺にある創業58年の湯の森「深大湯」は珍しいビル型銭湯である。銭湯を切り盛りするのは2代目の鈴木庸夫さん(74)と妻の澄子さん(66)。3代目は長男の善幸さん(35)、麻希さん(37)夫婦と次男の宣幸さん(32)。深大湯は初代の善太郎さんが昭和41年に創業。もともとは薪炊きの昔ながらの銭湯だったが22年前、2代目の庸夫さんの代でビルに建て替え、3階~4階を銭湯にした。深大湯では全部で6種類のお風呂が楽しめる。ジェット風呂や炭酸ガスが溶け込んでいる炭酸泉。若い人にも人気のサウナもある。4階は露天風呂で空を見上げながらお風呂に入る事ができ、天気がいい日は富士山を見ることも出来るとのこと。2代目の庸夫さんは温度管理や全体チェック、妻の澄子さんはフロント準備や商品の補充、長男の善幸さんはサウナや浴場の準備などそれぞれが役割分担をしている。