東京・浅草では羽子板市が行われていた。羽子板は幸せを祈る気持ちで縁起物とされている。「げん担ぎしていること」を聞いた。中学3年生の女の子は、バスケットボールの試合前日にげん担ぎでカツを食べるようになり北海道ベスト8まで進んだという。またチームでお守りを作ったりしているという。大学3年生の女性は、受験時にみんなからもらったメッセージを読み返したりしていたという。書道家の男性は「龍」の字を見て祈りを込めるという。その妻は、なるべくポジティブな言葉を使うようにしている。今年良かったこととして、「息子が結婚したこと」「書道展で大きな賞をもらったこと」を挙げていた。88歳の女性は「健康でいること。気分良くいること」と話す。健康のために週5日ジムに通っているという。生後3か月の孫に贈る羽子板を購入したという家族は、厄を羽子板で払って幸せになってほしいと願い買うと教わったのだという。