中国で、高齢者の暮らしを助ける製品などを集めた国内最大級の展示会が始まった。少子高齢化が急速に進む中、銀髪経済として市場の拡大が期待されている。展示会には、国内外から450社余りが集まり、高齢者の介護用品などを紹介している。歩行の補助機器、AIで健康状態を分析する製品などが展示されている。中国では、65歳以上の高齢者が2億人以上と総人口の15．4％を占めている。中国メディアによると、高齢者ターゲット市場「銀髪経済」は2035年に市場規模約650兆円に達すると見込まれている。