農林水産省によると、今シーズン鳥インフルエンザが発生した養鶏樹などは全国に51か所に上り、ニワトリなど約932万羽が処分された。農林水産省は今日の対策会議で鳥インフルエンザ対策の新たな対策を示した。今年1月~2月にかけ愛知などの特定の地域に発生が集中し、愛知県では養鶏場の敷地内で見つかったカラスからウイルスが検出された事から野鳥が感染経路となったかのす映画指摘されている。このため敷地外でも野鳥対策が必要になっているとして、養鶏場が集中している地域などでカラスのねぐらとなる雑木林の伐採や、カモなどが集まるため池の水を抜くといった対策を行う方針を示した。また、ニワトリなどへのワクチン接種について、効果の高いワクチンが開発されたことやヨーロッパの一部で試験的な導入が始まったことなどから導入に向けた検討が開始された事も明らかにした。