鳥取・日野町へ訪れたエレナさん。来日前、音色ではガラスにも勝るとも言われる鉄製風鈴に興味があると話していた。なかでも日本刀と同じ鍛冶職人の技で作られる鍛造風鈴の製法と音色を学んでみたいと話していた。その音色はスティーヴィー・ワンダーが登用の神秘の音色と大絶賛した。訪れたのは1995年創業の鍛冶工房 宮光。職人歴57年の宮脇光男さんは奥日野の鍛冶職人の最後の1人。早速鍛造風鈴の音色を聞かせてもらう。形は和釘をモチーフにしたもの。和釘は1000年以上の寿命があるとされ法隆寺では1300年以上腐食しなかった和釘が発見されている。
そんな和釘風鈴の作り方を学ぶ。使用するのは軟鉄で余韻のある音色を生み出すのが鍛冶職人の技。木炭で800℃以上になるまで熱するが、宮脇さんは焼け具合を判断している。取り出したら叩いて炭素を抜くことで硬くなり、音色が良くなる。2kgの金槌で100回を3回繰り返し、焼き入れをする。エレナさんも挑戦するが完成品をみると歪みなどからその差は歴然だった。同じものを4本用意してその周波数を測るとほぼ同じでそのゆらぎが癒やしの音色となる。鳴らす部分の舌部分は今回桜が好きなエレナさんのために特別に花びらの形にした。イタリアでも聞いてほしいと和釘風鈴をお土産にしてくれた。せっかくなので東屋で音色を堪能した。
そんな和釘風鈴の作り方を学ぶ。使用するのは軟鉄で余韻のある音色を生み出すのが鍛冶職人の技。木炭で800℃以上になるまで熱するが、宮脇さんは焼け具合を判断している。取り出したら叩いて炭素を抜くことで硬くなり、音色が良くなる。2kgの金槌で100回を3回繰り返し、焼き入れをする。エレナさんも挑戦するが完成品をみると歪みなどからその差は歴然だった。同じものを4本用意してその周波数を測るとほぼ同じでそのゆらぎが癒やしの音色となる。鳴らす部分の舌部分は今回桜が好きなエレナさんのために特別に花びらの形にした。イタリアでも聞いてほしいと和釘風鈴をお土産にしてくれた。せっかくなので東屋で音色を堪能した。
住所: 鳥取県日野郡日野町本郷20-1