サッカー北朝鮮代表は、ワールドカップアジア2次予選で、日本と対戦するため、さきほど来日した。おそろいの紺色のコートに、ピンク色のネクタイを身に着けて、選手らは登場した。在日朝鮮人らに、歓声とともに迎えられた。日本代表には、長友佑都がサプライズ選出されるなど、期待が高まっている。去年10月、中国で行なわれたアジア大会のサッカー男子準々決勝で、北朝鮮の選手が佐藤恵允に対し、後ろから危険なスライディングタックルをするなど、ラフプレーを連発した。2013年に設立された北朝鮮唯一のサッカースクール「平壌国際サッカー学校」には、金正恩総書記が視察に訪れるなど、サッカー振興に力を入れている。選手らがリズムに合わせて、同じようにボールをさばき、練習する様子が見られた。学校には、9~14歳の選ばれた子どもらが在籍している。ホーム&アウェーの対戦となる日本と北朝鮮の試合は、あさって、国立競技場で行なわれ、26日には、平壌で行なわれる。