日本三大花火とされる新潟の長岡まつり花火大会。今年も2日間の有料観覧席34万席が完売するなど大盛況で幕を閉じた。しかし今年の開催を告知するポスターには花火が全くなかった。これは毎年問題になる有料観覧席チケットの高額転売などで、いつか夜空に花火が打ち上げられなくなるかもしれないとの思いが込められていた。そこで多くのフリマサイトでは記名式チケットを出品しても削除できることから、長岡市は今年当選者名を記載して配送を行った。ベンチ式マス席は定価4万8000円だが3.7倍の17万6000円で販売されていた。他にも3万2000円のマス席は4倍以上の14万円で売られていた。また花火大会の会場まで約2.6kmはなれた場所にある「道の駅 ながおか花火館」では例年長時間駐車をするなど迷惑行為が横行しゴミのポイ捨ても問題となっている。今年は半月前から2時間以内の利用を呼びかける看板を設置したが効果は薄かった。