新潟・長岡市のサカタ製作所は鉄やアルミなどの金属加工を得意とするメーカーだが、あらたに「単結晶氷」の製造に着手している。こちらはゆっくり凍らせることで濁りのない氷となるもので、長岡技術科学大学と共同で開発されたものとなっている。お値段は9個で1404円という強気の値段だが、バーテンダーからも加工しやすい上に輝きもあるとの評価されている。サカタ製作所ではかき氷機「アイス・フレーク」も開発されていて、カンナの技術を生かしているのが特徴でこちらも150万円という値段となっているが圧力や回転速度を変えることで様々な食感の氷を作ることが可能となっている。普通のかき氷でよくある頭がキーンとする痛みもないのだという。世界の製氷機市場は約3500億円とされる中(Global Market Insights調べ)、今後は温暖化が進むことからさらなる市場の伸びが予想される。さらに、食材を保つ魔法の氷も生まれているという。