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「長崎原爆資料館」 のテレビ露出情報

被爆地として知られる長崎では熱で溶けたビンやご飯が真っ黒になった弁当箱などが展示され、原爆の威力を伝える説明が丁寧に行われているが、使われた人の思いは限られた情報しか伝えられないことが多かった。被爆体験を語れる人が減っていく中で心に響く展示を目指すために追加調査が進められている。長崎原爆資料館の海老沢優紀さんも追加での調査を行っていて、この日は内野ナカさんから話を伺っていた。原爆の爆風で内野さんが体に浴びたガラスについて新たに話を聞き取っていて、顔から足まで多くのガラスを浴びる中で、傷だらけでも痛みがわからなかったと振り返る一方で内野さんは今もガラスが体内に残ってしまっていて触られるといたいと話していた。長崎原爆資料館の学芸員は資料そのものから被爆の実態を学んでもらうことを重んじてきたことから被爆者の情報は限られていたが、被爆の体験を語れる人が減っていく中で、心に響く展示を行うことが重要と考えるようになっていった。海老沢さんは自分ごととして資料を見つめていただきたいと話していて、遺族にも生前の姿を聞き取る活動も進めていった。伝わり方が大きく変わった資料の1つは家族8人のうち6人を失った被爆者・松尾孝二さんの罹災証明書で、松尾さんはすでに亡くなっていたものの遺品から肉筆の手記が見つかり「母が裏の畑の中へふきとばされ、死んでいた」「涙の出る余裕もなかった」などと家族をなくした心境が綴られていた。成果の調査を加えた企画展も今年2月から行われていて、松尾さんの罹災証明書も資料となるとともに、熟読する人の姿が見られた。人を感じてもらう展示について、海老沢さんは遠い昔の話というわけではなく考えるきっかけになれるような展示でありたいと話している。寄贈者とも遺族とも連絡がつかない資料についても公的な記録から情報を集めているという。
住所: 長崎県長崎市平野町7-8
URL: http://www1.city.nagasaki.nagasaki.jp/peace/

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年5月28日放送 10:25 - 13:55 TBS
ひるおびJNN NEWS
先週末、長崎市で公開された教会の鐘。かつて東洋一の大聖堂と呼ばれた浦上天主堂はアメリカの原爆によって倒壊した。2つの塔には大小一対の鐘が吊るされていたが、うち一つが対はした。80年経った今年、その鐘が復元された。アメリカ東部にあるウィリアムズ大学のノーラン教授の祖父はアメリカの原爆開発・マンハッタン計画に携わった1人。放射線研究の医師として1945年、原爆投[…続きを読む]

2025年5月27日放送 15:50 - 19:00 日本テレビ
news every.4時コレ
北村総一朗は90歳を迎えることし、戦争をテーマにした舞台の演出に挑んだ。踊る大捜査線シリーズの所長役をはじめ、存在感ある演技で60年以上にわたり活躍する北村総一朗さん。北村さんが演出したのは舞台、フツーの生活長崎編。1945年8月、長崎の病院を舞台に、入院患者や医師たちが原爆ですべてを失ってしまう悲劇を描いた物語。北村さんは「戦争の時代を体験した人間がだんだ[…続きを読む]

2025年4月10日放送 15:10 - 16:00 NHK総合
午後LIVE ニュースーンおとりよせ@東京
東京・世田谷区の小学4年生 細井奏志くんは被爆者の体験を語り継ぐ「交流証言者」として先週原爆資料館を訪れた人たちに30分間の講話を行った。細井奏志くんが交流証言者を志すきっかけは、おととし家族旅行で長崎を訪れたことだった。3歳のときに被爆し長年語り部を続けてきた三田村静子に資料館を案内され、何度もがんを患い家族4人をがんで亡くす経験を話してくれた。奏志くんは[…続きを読む]

2025年3月25日放送 18:10 - 19:00 NHK総合
首都圏ネットワーク(ニュース)
戦後80年となり、被爆者の高齢化が進むなか、東京都内の10歳の少年が長崎の被爆者の体験を語り継ぐ交流証言者に史上最年少で合格した。家族旅行で長崎を訪れたことがきっかけで交流証言者を志した。三田村静子さんに原爆資料館を案内してもらったという。三田村静子さんは何度もがんを患っただけでなく、長女ら30代の家族4人をがんで亡くしたという。細井奏志くんは三田村静子さん[…続きを読む]

2025年3月4日放送 5:00 - 6:00 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(特集)
東京・江戸川区の被爆者団体で会長を務める山本宏さん。7歳のころに広島で被爆。弟は「ミスター赤ヘル」こと山本浩二元選手。被爆した体験はあまりに辛く、これまでは明かしてこなかった。転機は8年前、同じ広島出身の妻が亡くなったこと。生前の日記のところどころに原爆についての記載があり、その思いを汲んで語る決心がついたという。仲間と共に証言を映像で残す取り組みを始め、出[…続きを読む]

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