- 出演者
- 檜山靖洋 高井正智 中山果奈 近藤奈央 ホルコムジャック和馬 是永千恵
オープニングと中山果奈らキャスターのあいさつ。
アメリカのトランプ大統領はSNSへの投稿で、FRBのパウエル議長を“ミスター・遅すぎる人”と呼び、物価は低下傾向にあるとして景気の減速を避けるためにも改めて利下げを要求した。この投稿をきっかけに、21日のニューヨーク株式市場ではダウ平均株価が一時1300円を超える下落となった。トランプ政権高官は18日、トランプ大統領がパウエル議長の任期途中での解任を検討していると明らかにしていて緊張感が高まっている。
トランプ大統領が連日のようにFRBを非難する姿を見て、最終的にはパウエル議長の解任に踏み切るかもしれないという投資家心理が反映され、21日のニューヨーク市場では株式だけでなく、ドルや10年ものの米国債なども売られアメリカ売りの様相を呈する展開となった。パウエル議長の解任は法的なハードルが高いとされるも、金融市場にとっては巨大なリスクを抱える状態が続いている。
アメリカの関税措置をめぐり、日本政府は自動車の安全基準に関する物を含め、トランプ大統領が事実と異なる発言を繰り返しているとしている。トランプ大統領はSNSで自動車の安全基準の非関税障壁玲としての日本のボウリングの球によるテストを挙げたが、国土交通省は「そうした試験はない」としている。客観的なデータなどを示しながら丁寧に交渉を進め、双方の利益につながる一致点を見出したい考え。
渋谷からの中継で全国の気象情報を伝えた。
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農林水産省は全国のスーパー約1000店のコメ販売価格をまとめ毎週公表している。今月7日~13日の平均価格は5キロあたり4217円と前週より3年値上がりした。値上がりは15週連続で、去年の同じ時期に比べ2倍以上の高値が続いているかたち。農林水産省は今月23日から3回目の備蓄米入札を行い、その後も夏まで備蓄米を放出するとしていて、価格安定につながるか注目される。
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コメの価格が下がらない理由をNHK記者が調べた。備蓄米がまだ行き届いていないことが理由として挙げられる。1回目に落札された備蓄米のうち、先月30日までに小売業者に届いたのは0.3%程度。トラックの手配・精米作業の調整などに時間がかかる。需要に見合うコメの量がないとの見方もある。農林水産省は、去年のコメの収穫量が前年より18万トン増えたとしているが、全量は把握できていない。流通経済研究所・折笠俊輔主席研究員は「今後は5キロで税込み4000円を切るぐらいが目指す価格になってくるのでは」と指摘する。民間の外国産米の輸入量は、2月には506トンで、2023年度1年分を上回った。外国産米には関税がかかっているが、国産米よりも安く販売できると見込んで取り扱う企業も出てきているが、需要に比べて輸入量がわずかで、こうした動きは限定的だという。中山は、トランプ大統領もコメの関税について発言を繰り返している、アメリカとの交渉の動きも含めてコメの価格動向から目が離せない状況だなどと話した。
石破首相は来週ベトナムとフィリピンを訪問し首脳会談を行う方向で調整していて、アメリカの関税措置による世界経済への影響などをめぐり意見を交わすことにしている。また、海洋進出を強める中国を念頭に、安全保障分野の協力強化も図りたい考え。フィリピンでは、ことしで戦後80年となることから、日本人戦没者の慰霊碑を訪れ、祈りを捧げることも検討している。石破総理としては、アメリカや中国などの動向もあり、世界情勢の不透明感が増すなか、東南アジアの国々との連携を深めることで、地域の平和と安定につなげていきたい狙いがあるものとみられる。
ダウ平均株価は一時1300ドルを超える下落となり、終値は971ドルの値下がりだった。トランプ大統領がFRBのパウエル議長に改めて利下げを要求したことで売り注文が広がった。円側は約7か月ぶりに1ドル140円台まで円高が進んでいる。
赤澤経済再生相が先週ワシントンで行った閣僚交渉で、アメリカ側は関心を持つ農産物として、コメ・肉・じゃがいもなどを列挙したことが分かっており、今後の交渉ではこうした農産物のアメリカからの輸入拡大が焦点の1つになるとみられる。政府内では米農家への影響を抑えられるよう”「ミニマムアクセス」と呼ばれる既存の輸入制度の活用を検討してはどうか”との意見や”コメ以外の大豆・トウモロコシなどの輸入拡大も選択肢の1つではないか”との意見が出ている。政府は今月中の実施を目指す次回の交渉に向け、農産物の分野での対応策を慎重に検討していくことにしている。
首都圏1都3県で昨年度発売の新築マンション平均価格は8135万円だった。一昨年度を570万円、率にして7.5%上回り、4年連続で過去最高を更新。建設にかかる人件費・資材費・土地の価格上昇が発売価格に転嫁されていることなどが理由。
本人確認を顔認証で行える場所はオフィス入り口など増えてきている。今月13日に開幕し初日11万9000人が来場している大阪・関西万博、期間中何度も入場できる通期パスなどのゲートでは顔認証が導入、QRコードをかざしカメラに顔を見せると瞬時に本人確認ができる。システムを手掛けて大手電機メーカーでは30年以上前から顔認証に研究を進め精度とスピードを両立、複数でも登録している人とそうでない人が判断可能。もう1つ研究を重ねたのが情報セキュリティの管理、顔情報を文字列に変えて暗号化し漏えいしても顔画像にできないようにしたという。進化する顔認証技術は人手不足に悩む小売にも広がりをみせている。釣具店を運営する会社では時間を問わずエサを買う客がいるが夜間の人手が足りないことが課題だったが一部の店では夜8時以降全従業員が帰宅し無人営業に切り替え顔認証のシステムを導入、セルフレジ決済とした。顔登録は必要だが夜間営業店舗が増え来客数が1割増えている。
被爆地として知られる長崎では熱で溶けたビンやご飯が真っ黒になった弁当箱などが展示され、原爆の威力を伝える説明が丁寧に行われているが、使われた人の思いは限られた情報しか伝えられないことが多かった。被爆体験を語れる人が減っていく中で心に響く展示を目指すために追加調査が進められている。長崎原爆資料館の海老沢優紀さんも追加での調査を行っていて、この日は内野ナカさんから話を伺っていた。原爆の爆風で内野さんが体に浴びたガラスについて新たに話を聞き取っていて、顔から足まで多くのガラスを浴びる中で、傷だらけでも痛みがわからなかったと振り返る一方で内野さんは今もガラスが体内に残ってしまっていて触られるといたいと話していた。長崎原爆資料館の学芸員は資料そのものから被爆の実態を学んでもらうことを重んじてきたことから被爆者の情報は限られていたが、被爆の体験を語れる人が減っていく中で、心に響く展示を行うことが重要と考えるようになっていった。海老沢さんは自分ごととして資料を見つめていただきたいと話していて、遺族にも生前の姿を聞き取る活動も進めていった。伝わり方が大きく変わった資料の1つは家族8人のうち6人を失った被爆者・松尾孝二さんの罹災証明書で、松尾さんはすでに亡くなっていたものの遺品から肉筆の手記が見つかり「母が裏の畑の中へふきとばされ、死んでいた」「涙の出る余裕もなかった」などと家族をなくした心境が綴られていた。成果の調査を加えた企画展も今年2月から行われていて、松尾さんの罹災証明書も資料となるとともに、熟読する人の姿が見られた。人を感じてもらう展示について、海老沢さんは遠い昔の話というわけではなく考えるきっかけになれるような展示でありたいと話している。寄贈者とも遺族とも連絡がつかない資料についても公的な記録から情報を集めているという。
審理の長期化が課題として指摘されている再審の制度見直しに向けて法制審議会の部会の初会合が開かれ、法改正の議論が始まった。主な論点は、証拠開示の規定を設けるかどうかや再審開始決定に検察の不服申立てを禁止すべきかなど。
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渋谷からの中継で全国の気象情報を伝えた。
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イングランドプレミアリーグブライトン三笘薫選手は右足の怪我から2試合ぶりに復帰、ブレントフォード戦に後半20分から出場した。36分にゴール、プレミアリーグシーズン自己最多を更新する今季8点目となった。試合は4-2で敗れた。
イングランドプレミアリーグのオシャレゴールを紹介。チェルシーのネトはペナルティエリア内から体を反転させてのゴールを決めた。ウルバーハンプトンのサラビアはFKで直接ゴールを決めチームを勝利に導いた。イプスウィッチ対アーセナルでアーセナルはパスを受け6人相手に2人から3人に増やしたパスワークでゴールを決め、快勝した。今シーズンのプレミアリーグは残り5試合。