吉田安成さんは石川県の出身。小学校に入学する時に両親が離婚。工場勤めの父親の元で育ち、祖母と3人で生活していたが、祖母が体調を崩して寝たきり状態に。父は仕事で家を空けているので、小学4年だった安成さんが祖母の面倒を見ていた。中学2年ぐらいまで不登校で引きこもりになってしまった。“あるものとの出会い”によって人生が大きく変化したという。その答えが分かる場所へ安成さんが案内してくれた。着いたのは長谷寺(ちょうこくじ)。入口にある「仁王像 金剛力士像」は安成さんが修復したという。安成さんの仕事は「仏師」だった。「仏師」は飛鳥時代から存在する仏像を制作する職人。彫る以外に修繕も行っている。長谷寺の像は江戸時代から313年ぶりの修繕だった。13~14歳の時に仏像との出会いで気持ちが変わり、「自分でもやってみたい」と思ったという。中学卒業後に仏師の道へ進み、41歳の時に東京で沙織さんと結婚。長谷寺から修繕の依頼を受け、家族で高知へ移住した。
住所: 高知県香南市夜須町羽尾783
