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「長野県信州そば協同組合」 のテレビ露出情報

長野県の特産品、信州そばを海外に売り出していこうという取り組みについて。信州蕎麦の協同組合が蕎麦の乾麺、干し蕎麦を手軽にしかも失敗することなく調理できる製品を作った。どのような蕎麦なのか取材した。蕎麦の乾麺、干し蕎麦はお湯で茹でるのが一般的だが、こちらの蕎麦はある別の方法で調理できる。それがなんと電子レンジ。作り方は簡単。プラスチック容器にそば100グラムと熱湯300mlを入れて電子レンジに入れる。3分待つと見事そばが出来上がる。鍋の吹きこぼれや茹ですぎなどを気にせずに誰でも失敗することなくおいしいそばを作ることができる。この干しそばは海外の人たちにも気軽に食べてもらいたいと長野県信州そば協同組合が開発した。背景には国内需要の伸び悩みがある。干しそばの生産量はコロナ禍のすごもり需要で一時増加したものの食の多様化などを背景に頭打ちに。そんな中、調理の手軽さを備えた干しそばを海外に売り出そうと考えた。開発に携わった長野県信州そば協同組合の金澤勝技術顧問。構想から完成までおよそ7年の月日をかけた。レンジで加熱してもそば同士がくっつかずゆで具合にムラが出ない乾麺でなおかつインスタント麺と同じ3分で調理できる。そんな理想を追い求めてそば粉と小麦粉の配合を0.5%単位で調節した。試作は100回近くに及びおととしようやく完成した。そして去年11月、オーストラリアのシドニーで開かれた日本食の展示会で海外の人たちに味わってもらった。オーストラリアからは長野県にスキー客が多く訪れ、そばを食べる機会も多いと考えてのこと。用意した1000食は4時間でなくなるほどの盛況ぶり。多くの来場者に興味を持ってもらえた。協同組合の海外での干しそばの売上高は年間およそ1億円。今後は商談会も開いて開発した干しそばをPRし再来年度には1億5000万円に押し上げることを目指す。こちらの蕎麦は去年11月からオーストラリアで販売が行われているが、国内では早ければ今年の秋から都内にある長野県のアンテナショップでも購入できるようになるということ。

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