甲子園は春と夏で優勝旗の色が違う。春は紫紺で、夏は真紅。春には準優勝旗があり、夏は準優勝の盾が行われている。グラウンドの土の色は昔、春は雨が多く水はけをよくするため砂が多めに配合されており白っぽく、夏は日差しが強く白球を見えやすくするため黒土が多めに使われている。阪神園芸がプレーしやすい環境を作るため工夫していたが、現在は気候の変化や整備技術の向上などにより同じ配合となっている。戦前の甲子園では、濡れたグラウンドをガソリンの炎で乾燥させていたが、効果は今ひとつで戦後は行われなくなった。甲子園は明後日決勝が行われる。