JR西日本が、りそなホールディングスと資本業務提携の方向で最終調整に入っていることがわかった。りそなホールディングス傘下の関西みらい銀行の株式の約20%を取得する方針。提携により、金融サービスに乗り出し自社ブランドでの預金や住宅ローンなどを展開するものとみられる。背景にあるのは鉄道への危機感。人口減少などを理由に関係者は「鉄道中心のビジネスでは限界がある」と話している。JR西日本は、金融分野への本格参入で将来を見据えた新たな収益源を確保する狙い。鉄道の金融事業をめぐってはJR東日本が2024年にネット銀行をスタート。専用の銀行口座で50万円以上の預金残高など一定の条件を満たせば運賃と特急料金が4割引になる割引券を配布するなど、鉄道会社ならではの特典で新規口座の獲得を図っている。
