闇バイトに応募した当事者は警察庁のまとめで、10代と20代が合わせておよそ7割。そこで、若者が犯罪に加担するのを防ぐ新たな取り組みが始まっている。キーワードは疑似体験。東京都杉並区の高校。闇バイトの募集とみられるメッセージが届いたことがあるという生徒も。その高校生たちが受けた特別授業が、闇バイトに応募したあと失踪した友人の女子高校生レイを捜すゲーム。謎解きをしながら闇バイトの怖さを疑似体験できる。ゲームでは本物のSNSにそっくりの画面が使われている。闇バイトに一度応募してしまうと簡単には抜け出せない怖さが体験できる。このゲームを開発した大学3年生の今井善太郎さん。去年、大学生の仲間と共に教育に役立つゲームを制作する会社を立ち上げた。今回のゲームを作ったきっかけについて、「実際に友人の友人が闇バイトで捕まってしまったという話を聞いて、いろいろ調べてみたら、すごく怖いし、怖いのに身近だと気づいた」と話す。今井さんはゲームの体験だけでなく生徒とともに考える時間も大切にしている。このゲームは学校側に有料で提供していて、これまでにおよそ20校が導入を決めているという。
闇バイトによる事件が後を絶たない中、闇バイトの怖さを疑似体験できるゲームを開発した大学3年生の今井善太郎さんたちが今、取り組んでいるのがゲームの改良。この日は、正規の求人サイトに闇バイトと見られる募集が掲載されたケースについて話し合った。去年11月、大手求人サイトに夜道で猫を探すバイトの情報が掲載されサイト側が削除したケースがあったため、こうした要素をゲームに取り入れることにした。今後、警察や教育現場とも連携してゲームのリアリティーを追求していきたいと考えている。ゲーム制作会社を経営する今井善太郎さんは、「人生の何処かでお金に困ったり孤独になってしまうことはあると思う 立ち止まるきっかけになれれば嬉しい」等と話していた。
闇バイトによる事件が後を絶たない中、闇バイトの怖さを疑似体験できるゲームを開発した大学3年生の今井善太郎さんたちが今、取り組んでいるのがゲームの改良。この日は、正規の求人サイトに闇バイトと見られる募集が掲載されたケースについて話し合った。去年11月、大手求人サイトに夜道で猫を探すバイトの情報が掲載されサイト側が削除したケースがあったため、こうした要素をゲームに取り入れることにした。今後、警察や教育現場とも連携してゲームのリアリティーを追求していきたいと考えている。ゲーム制作会社を経営する今井善太郎さんは、「人生の何処かでお金に困ったり孤独になってしまうことはあると思う 立ち止まるきっかけになれれば嬉しい」等と話していた。