1964年10月の日本シリーズは、阪神×南紀で日本一を争う御堂筋シリーズとも称された。日本シリーズ初の関西対決に大いに盛り上がるかと思いきや、世間は東京五輪開幕目前で五輪一色だった。特に甲子園ではシーズン中より観客が少ないという事態に。第7戦はあろうことが、東京五輪の開会式と被ってしまい、阪神甲子園球場の観客は15000人と日本一決定戦としては寂しい数字。オリックスの中嶋聡監督は前回は「まだ僕生まれていないんでわかりません」とコメント。岡田彰布監督は、盛り上がるのはわかりますけどそれにふさわしいいいゲームをしたい、と話した。共に相手の投手力を警戒していた。監督会議では明日の予告先発が発表された。オリックスは山本由伸、阪神は村上頌樹。
きょう、大阪市の猛虎しましま野球酒場 梅田店では、ファン歴43年の阪神ファンが「全くの楽しみでしかない」などと語り、キーマンについて森下翔太、木浪聖也など若手にムードを盛り上げて欲しいとしていた。
一方、オリックスファンが集まる大阪市のおの富久では、ファン歴8年のオリックスファンは、明日の試合について「エース同士は点が入らないけど7回から9回投手が分かってから崩れるか どっちが先に点を取るかで初戦は崩れるのかなと思っています」と話していた。キーマンを聞かれると、中川圭太だと語っていた。