今回のテーマは「港湾ロジスティクスの強化(後編)」。港湾ロジスティクスは港における貨物の積み下ろしから輸送までの一連の物流サービスのこと。世界では船の大型化が進んでいるがニッポンの港は寄港先として選ばれにくくなっている。メイン航路から外れると物流コストが上昇し暮らしに影響が出る。そこで国は阪神港と港湾局を国際コンテナ戦略港湾に選定し選ばれる港づくりを加速させている。現場の手続きもアナログな手段からデジタルで港湾情報を一元化したCyberPortを導入することで情報の淀みを解消した。一方、名古屋港では戦略港湾の取り組みに先駆け20年も前から最先端の技術が運用されている。トラックの待ち時間が2時間超えの港もある中、名古屋港では平均11分台まで短縮。さらに屋外作業が遠隔操作へ変わるなど作業環境の劇的改善にもつながっている。
