タンチョウは北海道東部に生息する特別天然記念物で、明治時代の乱獲で一時絶滅寸前になったものの、人口給餌により現在約1800羽まで増えた。武田さんが阿寒町の「阿寒国際ツルセンター」を訪れたところ、給餌のない今の時期は珍しい野生のタンチョウが2羽飛来していた。ツルは一度ペアになると生涯添いとげる生き物である。飛ぶ前にフンをして体を軽くする。ペアになったタンチョウは相手が死んで姿は雪に埋もれるなど見えなくなるまで近くで鳴いていたという目撃例がある。
住所: 北海道釧路市阿寒町上阿寒23-40