黒柳は阿川佐和子さんの本日の衣装の和服を褒めた。佐和子さんの母は洋服が似合わないから和服を着るよう父に言われたことがあり、佐和子さんの母は普段から和服だった。佐和子さんは母の遺品で和服に目覚めたという。佐和子さんは昨年古希を迎えた。父・阿川弘之さんは、70歳になったときに家族に「我慢をやめる」と宣言し、義理で出席していたパーティーなどを欠席しエッセイ集も出した。佐和子さんは引っ越しをして終の棲家にしようと考えている。終の棲家は海の見える場所を憧れていたが、仲間たちからは年をとるほどに便利な場所に住むよう叱られて病院やスーパーマーケットが近い都内に引っ越した。黒柳は鎌倉に両親と住んだ時に風邪を引いて快適だった思い出はなかったと振り返った。