柔道日本選手の戦いについて。柔道女子52kg級に出場した阿部詩は2回戦敗退。2回戦では谷落としで一本を取られ敗退となった。その後、試合を迎えた阿部一二三は柔道男子66キロ級の2回戦からシードで出場。4試合中3試合で技ありを2つ重ねる合わせ技一本で勝利して2大会連続で金メダルを獲得した。柔道元日本代表・谷亮子は「2人は世界中から研究された中での大会でマークは厳しかったと思うが練習の成果を発揮していた。詩選手の調子は良かったと思うが強引に相手の選手が谷落としに来た所、そのまま受けてしまっている」などと話している。兄の一二三選手について。柔道元日本代表・谷亮子は「阿部一二三は相手をつかんでから投げるまでのスピードがスゴい。阿部選手は最初に引き手を取って相手をコントロールしながら反対側も引き手側を取り両袖を抑えている」などと話している。阿部一二三は柔道男子66キロ級でポングラツ選手と対戦した際、袖釣込腰で2つ目の技ありを奪っていた。柔道元日本代表・谷亮子は「1回戦の調子を見た所、1日のバロメーターを見て良い反応で試合をしていた。準々決勝で鼻血を出してた時もあったが安定した試合だった」などとコメント。西村碧莉は「日本代表で日本を背負って大会に出る事になるので重圧やプレッシャーと言うのは計り知れない程はある」などと話している。女子48キロ級では角田夏実が金メダルと日本選手団で金メダル第1号となっている。