TVでた蔵トップ>> キーワード

「陣中日誌」 のテレビ露出情報

今週は5日間連続で、戦争の証言と記録を伝える。きょうのテーマは「日本軍の加害」。日本人にとっても馴染み深いシンガポールの中心部に、「血債の塔」という名の1本の塔がある。戦時中に日本軍によって命を奪われた、多くの人の遺骨が眠っている。沈素菲さんは、幼き日に父を日本軍によって殺された。真珠湾攻撃によってアメリカとの全面戦争に踏み切った日本は、その直前に東南アジアのマレー半島に奇襲を仕掛けていた。日本軍はわすか2カ月という驚異的な速さでマレー半島を攻略し、シンガポールを陥落させた。後に「マレーの虎」と呼ばれる山下奉文中将は、シンガポールに多く暮らしていた華僑の人々を警戒していたという。日本は中国とも敵対関係にあり、戦況が泥沼化する中で華僑が中国本土を支援しているとみられていた。特にシンガポールからの送金額が突出して高かった。日本軍は一般市民をも巻き込む華僑の粛清を行い、戦後にシンガポールで行われた裁判ではこの事件を「虐殺」として裁いた。粛清が行われた期間はわずか3日で、検問の対象となった華僑は約60万人。その選別は現場任せで、「メガネをかけている」というだけでインテリ(抗日分子)とされることもあったという。抗日とみなされた者は連行され、銃や剣で殺された。日本側の報告では5000人、シンガポール側では5万人以上が犠牲になったと両者の言い分は異なる。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年8月11日放送 21:54 - 23:10 テレビ朝日
報道ステーション戦後80年 記憶が歴史になる前に
語られてこなかった、日本軍による加害の歴史。マレーシア中部のネグリセンビラン州では、山間の土地で多くの抗日分子が潜んでいると日本軍は見ていた。当時マレーシアの主幹産業だったゴム園を営んでいた、鄭来さんの家も標的になったという。鄭さんは「夜に寝ているときに日本軍が来て、家を壊してまで人を探しに来た」などと語った。家族7人のうち生き残ったのは、鄭さんと弟の2人だ[…続きを読む]

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.