昨日開催された「びわ湖大花火大会」。今年で37回目で約1万発が打ち上げられ、約30万人が来場する花火大会。今年は高さ約4mのフェンスが会場周辺に設置されていた。JR大津駅から湖方面に歩いていける距離で花火大会が行われているが、湖に沿うように有料エリア・一般エリアが設けられている。今年は有料エリアが拡張された。有料エリアに沿う形に設けられたのは、高さ約4m、距離約2mのフェンスが設置された。設置された理由としては、「混雑の緩和」「安全性の向上」とのこと。フェンス周辺は、フェンスに張り付く人の姿があった。スマホの画面越しに花火を見る人や、子供を肩車する人、隙間からかがんで見る人もいた。実際に住民からも反発の声が相次いでいるとのこと。地元自治会が「今回の開催には反対します」という決議文を提出した。決議文をうけて、三日月大造知事が「真摯に受け止めなければならない」「来年度以降の大会の有り様を検討していきたい」などと話した。八代さんは「お金を払った人だけしか見られないという形にするのはやりすぎ感がある。地元の方々も安全に見られるようにするような配慮が大事。」と話した。