もちづきさんおすすめの全国ご当地だし茶漬けを紹介する。関東の合わせだしは、江戸時代に、かつおや昆布など全国の特産物が江戸に集まったことで誕生した。合わせだしにこだわっているのが、半蔵門にある「雅なだし」。だしには、真昆布や鯛煮干しなど5種類を使用している。昆布は、60℃の低温でじっくり40分煮出す。昆布を取り出してから、80℃まで温度を上げて20分煮込む。出来上がるまでに3時間かかる。もちづきさんのおすすめは、「鮭&いくらなだし茶漬け」だ。まぐろの水揚げ量が日本一の静岡県では、まぐろ節がある。粉末にして、料理に入れることもあるという。三島市にある「まぐろ道場」では、5種類のまぐろを使用した「トロとろとろ丼」が味わえる。豚骨鶏ガラスープにまぐろ節を入れただしをかけて食べる。刺身との相性も抜群だという。福岡名物のふくだしをジュレにして、明太子を乗せた冷製茶漬けもある。
住所: 東京都千代田区麹町1-6-16