立憲民主党・野田代表は「裏金隠し解散。自民党政治に決別しようではないか」と述べた。政権交代を目指す今回の選挙。収支報告書に不記載があり、自民党から非公認となった候補の選挙区をまわり、政治とカネの問題を強く批判。今回の選挙戦の争点の1つは物価高対策や賃上げ。最低賃金の引き上げなどによって分厚い中間層を復活させ、消費を活性化させたいとしている。地方の有権者との座談会にも足を運び、地方経済の厳しい実情を訴える声に耳を傾けていた。この日、早朝の駅へ向かった野田代表。政治家を志していた40年近く前から続けている習慣がある。街頭に立ってビラを配る中、寄せられる人々の声がみずからの原動力になっているという。野田代表は「朝稽古みたいなもの。原始的な世論調査」と語った。民主党政権時代に総理大臣を務めた野田代表は、かつての経験と反省を胸に、政権交代こそ最大の政治改革と訴える。あすは日本維新の会、公明党、共産党、国民民主党について伝える。