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「震災から3年 特集 明日へコンサート」 のテレビ露出情報

音楽家の坂本龍一さんは、イエロー・マジック・オーケストラのメンバーとして活動し革新的なサウンドで一大旋風を巻き起こした。映画ラストエンペラーでは日本人で初めてアカデミー賞作曲賞を受賞。坂本さんは昭和27年東京生まれ。初めての作曲は4歳で、小学生の時に通ったピアノ教室で音楽の楽しさに目覚めた。10歳で本格的に作曲を習い始めると運命の出会いがあったがドビュッシーの弦楽四重奏曲にひかれたという。昭和45年に京藝術大学に入学し、在学中かたスタジオミュージシャンとして活躍した。卒業後にソロデビュー。同じ年にイエロー・マジック・オーケストラを結成しテクノポップで世界を熱狂させた。社会現象となったYMOだだったが人気絶頂のなかで解散した。
昭和58年には大きな転機に大島渚監督の映画の戦場のメリークリスマスに出演した。映画音楽を作るなら出演してもいいと監督に告げると、監督は快諾したという。映画音楽をシンセサイザーで作り込んだ坂本さんは、映画界に新しい風を吹き込んだ。昭和62年にはベルトリッチ監督の映画ラストエンペラーに出演。音楽も依頼されたがその制作期間は2週間。坂本は寝ないで40曲を作ったという。渾身の音楽はアカデミー賞作曲賞を始め、数々の賞に輝いた。その後ニューヨークに活動の拠点をうつし、原点であるピアノに向き直り、energy flowはミリオンヒットを記録した。2001年にはアメリカ同時多発テロ事件が発生。坂本さんはそれを目の当たりにしたという。平和や環境の問題など社会的な活動にも力を入れた。被災した若者たちとオーケストラを組むなど音楽活動も支援した。さらに身の回りの音を美しさにも注目。自ら録音してまわり、新たなサウンドを追い求めた。

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