茨城・霞ヶ浦ではアメリカナマズが大増殖してしまっている。1970年代に洋食・観賞用として輸入されたが、逃げ出したものや放流されたものが繁殖してしまったものと見られ、漁の網を傷つける・在来魚を捕食してしまうなどの実害も出ている。捕獲したアメリカナマズの肉でアメリカナマズは釣ることが可能なのだといい、取材した日は20匹ほどを捕獲することができた。食用に利用する研究も行われていて、これまでにはナマズのフライの乗ったナマズカレーやなまずの唐揚げなどが作られている。霞ヶ浦漁業協同組合はアメリカナマズを家畜の飼料にする試みを行っている。ナマズは1年中取ることができる中で、これ以上漁業環境が悪化しないような防止策を確立する必要があるとの話が聞かれた。