最終10区、青山学院は連覇へカウントダウン。2位の駒澤は青山学院の完全優勝だけは阻みたい。さらに後方ではシード権争いが熾烈を極めていた。初めての箱根駅伝が1校だけが落ちるシード権争いの展開に。フィニッシュ地点でチームメイトたちは仲間を信じ祈っていた。それぞれの思いが交錯する中、シード権争いの行方は残り1kmへ。そして青山学院は総合優勝で連覇達成となり、総合2位には駒澤。往路4位だった駒澤は復路は見事新記録で優勝。3冠に挑んだ國學院は総合3位で4位は早稲田だった。そしてシード権争いにも決着の時となる。総合8位が東京国際大学、総合9位が東洋大学、総合10位が帝京大学で順天堂大学は惜しくもシード権を逃した。