環境省によると今年度、国立公園内でのクマによる人身被害は6人にのぼっている。作成された手引書は“クマ保護を基本、遭遇・出没を防ぐ対策徹底。安心安全に利用できる環境づくりに努める”としている。エリアごとに対策方針を分け、多くの人が訪れる「利用拠点エリア」ではエサになるような誘引物の管理、利用者向け情報発信、問題個体(人を襲う・食料に執着)は捕獲・処分が基本とする。一方、山の奥にある「山岳エリア」では利用者による遭遇帽子対策を基本、ハイキングなどを楽しむ「中間エリア」では利用者による対策、誘引物の管理・環境整備で遭遇防止対策を実施へとしている。この2つのエリアで問題個体出没の場合は追い払い・捕獲などをするなどとしている。環境省はこの手引書をもとに12の国立公園ごとにマニュアルなど作成・改定することにしている。
