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「青谷上寺地遺跡」 のテレビ露出情報

「魏志倭人伝」によれば、当時の日本は「倭国」と呼ばれる小国の集合体で、それぞれに王が存在していたという。そうした王たちが共同で擁立したのが卑弥呼だった。時の権力者が女性である卑弥呼を擁立した理由を解き明かす手掛かりとなるのが、日本各地の遺跡から発見されている受傷痕のある人骨だ。こうした人骨からは当時の倭国が戦乱の只中にあったことを伺うことができる。当時の気候データはこの時代の日本列島が異常気象に見舞われていたことを示しており、こうした争いは食糧不足を原因としたものであると考えられている。こうした時代の中で、戦乱に対処するために小国の王たちは卑弥呼を頂点とする「邪馬台国連合」を西日本に結成したとみられ、互いに牽制しながら共存しようと考えていたという説が出ているのだ。箸墓古墳のような前方後円墳はこの「邪馬台国連合」のシンボル的なものであったとも言われている。
この説を元にすれば、卑弥呼は実権を持たない祭り上げられた存在に近いことになる。こうした立場で諸国の王を纏めるのは容易ならざることだったが、それに加えて宿敵・「狗奴国」の存在も卑弥呼を悩ませた。狗奴国は前方後方墳をシンボルとする勢力であったと言われているが、この前方後方墳の分布は東海から東北にかけて集中している。この狗奴国は鮮やかな色彩が特徴の「パレススタイル土器」など、独自の文化圏を形成していたとみられる強敵だった。この狗奴国に対抗するために卑弥呼が取ったのが「魏志倭人伝」にも記されているグローバル戦略だ。
住所: 鳥取県鳥取市青谷町
URL: http://www.pref.tottori.lg.jp/aoyakamijichi/

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年3月21日放送 15:49 - 19:00 TBS
NスタNスタ ニュースランキング
3年前、青谷上寺地遺跡から出土した頭蓋骨を元に男性の顔を復元した。そっくりさんグランプリが開かれるなど話題になった。そして2人目の復元がされた。当初は女性と見られ復元作業を行っていたがDNA分析の結果、男性と判明した。

2024年3月21日放送 10:25 - 13:00 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブルフラッシュNEWS
鳥取市にある青谷上寺地遺跡から見つかった頭蓋骨をもとに復元された弥生人の顔。当初は骨の形から女性と見られていたがDNAの分析で一転、10代前半の少年と判明した。鳥取県は3年前に復元した中年男性を「青谷上寺朗」と名付けたように少年にも名前を付けることを検討している。

2024年3月21日放送 4:55 - 8:00 テレビ朝日
グッド!モーニングニュースまとめ
鳥取県は青谷上寺地遺跡から出土した頭蓋骨をもとに、約2年かけて人の顔を復元した。10代前半の少年とみられる。県は3年前に復元した中年男性を「青谷上寺朗」と名付けたが、今回この少年の名前の公募も検討している。

2024年3月21日放送 4:30 - 5:20 TBS
THE TIME’気になるニュース
昨日弥生人の少年の顔が公開された。この顔は鳥取市にある弥生時代の遺跡から出土した頭蓋骨を元に復元したもので、髪は太く、肌色はやや濃い目などの特徴を有している。この顔は来月24日にオープンする史跡公園の展示施設で一般公開される予定となっている。

2024年3月17日放送 21:00 - 21:50 NHK総合
NHKスペシャル古代史ミステリー 第1集 邪馬台国の謎に迫る
卑弥呼のグローバル戦略の手掛かりとなるのが青谷上寺地遺跡から発掘された人骨だ。この遺跡から発掘された人骨のDNAは縄文人と漢民族のDNAの間にあり、これは両者の間で混血が進んでいたことを示している。こうした交流の原因と指摘されているのが同時代の中国で起こっていた戦乱。当時の中国は三国志の時代に突入しており、戦火を逃れた難民たちが海を渡って倭国にやって来たとみ[…続きを読む]

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