- 出演者
- 島本真衣 大下容子 佐々木亮太 林美沙希 紀真耶 水越祐一 柳澤秀夫 仁科健吾 能條桃子
オープニング映像と出演者の挨拶。
オープニング映像が流れた。
おととい香港で成立した「国家安全条例」は、国家への反逆や扇動を厳しく取り締まるというもの。今月8日、条例案が香港政府の議会にあたる立法会に提出されると、審議は異例のものとなった。親中派でほぼ独占されている立法会は土日も返上して連日委員会を行うなど審議は異例のスピードで進められた。そして全会一致で可決された国家安全条例は、外国勢力からの干渉やスパイ活動に厳しい罰則を科すことが明記されている。違反すれば最高で終身刑を科すという条例の成立を香港市民はどう思っているのか。
香港でスピード成立した国家安全条例。実は条例制定の動きは今回が初めてではない。21年前の2003年、香港政府はこの時も国家安全条例の制定を目指したが、50万人規模の抗議デモが起きるなど市民の強い反対で撤回に追い込まれている。そんな長年の政治課題だった条例の成立を度もう思っているのか香港の人たちに聞くと「それについては話せない」と口を閉ざす。そんな中、インタビューに応じてくれた人は「特別な問題はない。国が決めたことですから」などと話す。一方、香港在住のイギリス人からは「政府は意図せずこの条例に触れることはないと言っている。信じるしかないが本当にそうなのか。私自身、スパイ容疑をかけられたことがある。ここ香港で、全く根拠もなく。政府への邪魔者を排除するために条例が悪用されないか心配」という不安の声が。また、台湾で香港の民主化を支援する団体はビジネス都市としての影響について「欧米やアジアの国が資本の外資系企業や関連する産業は香港に来なくなる。自由世界を熟知している人たちは香港で気が付かないうちに過ちを犯し、法に触れる事になってしまう。そんなところに投資はしません」と語る。さらにロンドンで亡命生活を送る香港民主化運動活動家は「ジャーナリストも”国家機密の窃取”が条例に盛り込まれたことで危険にさらされる。政府のお色を取材しただけで迫害を受けるかも知れない」と警告した。2019年、中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正などに反対するデモ隊が香港立法会に突入し、建物などを破壊、一時占拠した。その同じ場所でおととい条例の成立を祝し、香港政府トップの李家超行政長官と親中派の議員らが記念撮影を行った。23日にも施行されるという国家安全条例。成立を急いだ背景には何があるのか。
香港でスピード成立した「国家安全条例」では、国家への反逆行為・扇動・国家機密を盗むこと・外国勢力からの干渉・スパイ活動など5分野を犯罪行為として規定している。罰則は外国勢力と協力した場合の罰則を重くしているのが特徴。例えば公共インフラに損害を与えた場合は20年の禁固刑だが、「外国勢力」と結託した場合は最高刑が終身刑となる。また、この条例は香港に進出する企業にも影響を与える。時事通信によると「条例の施行で香港の社会統一が一段と強まり、ビジネス環境の悪化や国際金融センターとしての地位低下を懸念する声が国内外で高まる」と報じている。こうした行動に国外から批判の声があがっている、アメリカ国務省・パテル副報道官は「かつて開放的だった香港社会の閉鎖を一段と加速させる可能性がある」と指摘している。また日本の外務省の報道官は談話として「『一国二制度』への信頼感をされに損なわせるもので改めて重大な懸念を表明する」としている。中国が経済が不安定な中、なぜ条例の成立を急がせたのかという点については、上海支局の高橋大作さんは「中国は経済よりも政治判断を優先する国。中国はむしろ経済面で余裕がない状況にあるからこそ政府に対して反抗的な国・企業を排除するために条例の成立を急いだとも言える」と指摘している。柳沢さんは「香港は特殊な街で、我々としても中国ではあるが香港は違うという意味合いで見てきたし、訪ねていて、行くと楽しむことができていたけど、そういう観光地としての香港の魅力がこれで相当減ってしまうと思う。海外からいろいろな形で香港の実情について影響を受けたり状況が変わるようなきっかけを作りたくない、そういう芽があるなら早いうちに摘んでおかないと、以外香港から中国本土へ様々な影響が浸透していって習近平政権という今の支配体制に影響が出るんじゃないかという入口が香港にあるとみている表れだと思う」などとコメントした。
バブルガム・ブラザーズのブラザー・コーンがブラザー・コーンと戦いづつけ復帰。取材で男性も発症することと検査の重要性を伝える。去年オープンしたバー「OLY-OLY銀座」はコーンさんプロデュース。ブラザー・コーンは去年8月に乳がんを告白。検査の結果左胸のがんが見つかった。スタージ2の早期発見だった。男性でもなると衝撃があったという。抗がん剤の治療では副作用との戦いがあった。吐き気、下痢、下血、髪が抜けるなどとあったが鼓舞をした。1月、左胸の切除手術をして退院。人間ドックなど検査が必要だと思ったと強く語るブラザー・コーン。抗がん剤治療はあと半年つづくという。3月11日、福島に現れる。被災地支援を行っていた縁で招かれたのだ。この日は4曲を披露。手術後2ヶ月でステージにもどってきた。病気を経験し家族の存在に気付かされたという。インタビュー前に奥様から手紙をあずかってきた。
1月に乳がんで左胸切除手術をしたブラザー・コーン。奥様からの手紙を伝える。以前、腎不全をわずらったときに妻から腎臓移植をうけたことがあった。今年は結婚35年、感謝していますなどの手紙だった。手紙について「びっくりした」というコーンさん。24日は復帰ライブが銀座BASE GRANBELLで行なわれる。さらに乳がんがみつかったため中止となった40周年ライブも横浜などで開催。
話をきいて印象的な言葉は男性の乳がんだったが、家族がならなくてよかったという言葉だと強い意志がみえたなどとトークをした。国立がん研究センターによると乳がんは年間およそ10万人で1%は男性。男性は60代から70代が多いという。痛みがなく男性は検査をうけない。乳腺は胎児のときにできているため男性も乳がんになる可能性がある。遺伝の影響があるそうだ。早期発見のためにセフルチェックポイントは乳頭から出血、分泌液がでていないかなど1ヶ月に1度チェックすると3つのポイントを伝える。
午前9時8分頃、埼玉県北部と栃木県南部で最大震度5弱の地震があった。これまでに大きな被害の報告はなく、上越・北陸新幹線は午前10時40分頃運転を再開している。震源は茨城県・南部で深さは46km。マグニチュードは5.3と推定されている。震度5弱を観測したのは埼玉県・加須市と栃木県・下野市。加須市と下野市で地震による被害の報告はない。震度4は埼玉県・茨城県・群馬県・栃木県で観測した。JR東日本によるとこの地震の影響で東北新幹線は約15分ほど、上越・北部は約1時間半にわたり運転を見合わせた。
きのう中国大使館で行われた3月の国際女性デーを祝う祝賀会には日本の女性議員や各国の女性大使ら約300人が参加した。サプライズとして登場した岸田総理の妻・岸田裕子夫人は「中国を訪問した際、生き生きとした女性の姿が印象に残っている」と放し、日中共通の課題解決に向けた女性の交流の重要性を強調した。
警察庁によると去年薬物に関する犯罪で警察に検挙された人数は1万3330人だった。このうち大麻は6482人、覚醒剤は5914人で統計が始まった1950年代以降初めて大麻の検挙人数が覚醒剤を上回った。9割近くが40歳未満で、特に20代が全体の半分を占めている。SNS上などで「合法」「有害ではない」と誤った情報が絶えず広がっていることが原因とみられ、全国の警察はこうした書き込みに対し削除要請するなど対策を続けている。
東京都は物価上昇対策として11日から行っていたQRコード決済を活用したポイント還元キャンペーンを「あさってで終了する」と発表した。都内の約35万店舗を対象に、最大で1万2000円分のポイントが還元されるこのキャンペーン。当初は今月31日までとされていたが、ポイントの還元額が早くも都が用意していた91億円の予算額に達する見込みとなったという。
ICCのトップに今月日本人で初めて就任した赤根智子氏がANNの取材に応じた。赤根智子所長は日本の検察官出身でウクライナから子どもを連れ去った疑いで去年3月にロシア・プーチン大統領に逮捕状を出したICCの判事3人のうちの1人。反発したロシア政府からは逆に指名手配されている。赤根所長は逮捕状発布について地位や国力への配慮は一切ないと強調した。
自動車メーカーや部品メーカーなどの労働組合で作る自動車総連はきのう、今年の春闘の交渉状況を発表した。賃上げ額の平均は去年の4067円を上回る1万3896円で、狂乱物価と呼ばれる物価高騰に見舞われた1974年以来50年ぶりの高水準。トヨタ自動車やホンダなど大手メーカーが過去最高水準の賃上げを行った動きが中小企業にも波及した。
鳥取市にある青谷上寺地遺跡から見つかった頭蓋骨をもとに復元された弥生人の顔。当初は骨の形から女性と見られていたがDNAの分析で一転、10代前半の少年と判明した。鳥取県は3年前に復元した中年男性を「青谷上寺朗」と名付けたように少年にも名前を付けることを検討している。
新型コロナが5類に移行してから初めての花見とあってことしは賑やかにといきたいところだが、民間の調査会社によれば物価上昇の影響を受け予算は引き締め傾向となっているという。しかし花見をする人の数は増えることから花見関連の市場規模は去年より1割ほど増える見込み。大手スーパーでは花見需要の取り込みを狙った動きが加速している。イオンでは昨日から花見用の弁当や惣菜のほか、レジャー用品などを最大半額にするセールを始めたという。ウェザーニュースによると東京都は24日開花予想。
アメリカの人気歌手・マドンナ(65)のライブツアー中の発言に波紋が広がっている。今月行われた世界ツアーのロサンゼルス公演で、観客総立ちの中立っていない女性ファンを発見したマドンナはなぜ立たないのか問い詰めたという。歩み寄ったマドンナはそのファンが車椅子だということに気づきすぐに謝罪したが、一連の出来事が動画で拡散されるとSNS上では擁護する声はあるものの非難の声は1000件を超え炎上する事態となった。この世界ツアーをめぐっては去年12月のニューヨーク公演でマドンナが2時間以上遅刻し、怒ったファンに訴えられるなど物議を醸している。今回の件での当事者・ヴァネッサさんは「怒ってはいない。マドンナは私に麻痺があることを知らなかったしすぐに謝ってくれたのだから」とコメントしている。
体の半分がオスの色、もう一方がメスの色をした珍しい鳥がコロンビアの農場で偶然撮影された。こズグロミツドリは、通常オスは青、メスは緑色をしているが、この鳥は性別を決める染色体異常でこの配色になったと推測される。オスとメス両方の特徴を持つズグロミツドリが見つかるのは約100年ぶりだという。