舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」では384個もの小道具が使われる。映画や小説でもおなじみ列車のシーンで登場する車内販売のワゴンは舞台用にオリジナルのパッケージが製作された。衣装はすべてオートクチュール。1回の公演で185着が使われ、すべてイギリス本国で作られている。ウィッグも1点もの。ダブルキャスト・トリプルキャストの分まで1つ1つ丁寧に作られている。1公演で1132回も変わる照明はトニー賞を3度受賞したニール・オースティンが手掛けた。すべてのセクションに合図を出す重要な役割がキューコーラーのマリンさん。その様子を特別にのぞかせてもらった。