ロシアのカムチャツカ半島東方沖地震はM8.0。その地震での津波警報から1か月がたった。警報を受け避難した人へアンケートを行ったところ、車で避難した人の半数が渋滞・道路混雑に課題を感じている。北海道から和歌山の太平洋沿岸に津波警報が出され、避難する人の車で渋滞する道もあった。関西大学と北海道大学の専門家グループは、WEBアンケートを行った。北海道、宮城県、神奈川県、静岡県、和歌山県の男女900人にアンケートを実施。避難の手段は自動車が50パーセント。徒歩が41パーセント。車で避難した人の割合を道県ごとに見てみると宮城県で61パーセント、北海道と和歌山県でそれぞれ54パーセント、静岡県で50パーセント、神奈川県で30パーセントとなり、地方で割合が高い傾向がみられるとしている。車で避難した人のおよそ半数が避難の際の課題に、道路混雑や渋滞を上げた。津波からの避難は徒歩が原則。国は車での避難について、避難場所が遠いなどやむをえない場合は各自治体で安全に避難できる方法を検討する必要があるとしている。関西大学の林教授は、避難パターンの多様化を考える必要があるという。