日本の最東端に位置する南鳥島周辺の海底から、レアアースを含む泥を採掘する試験を行うため、政府の探査船が出航した。きのう午前9時過ぎに、探査船ちきゅうが約2000キロ離れた南鳥島沖に向けて静岡県清水港を出航。南鳥島沖で20日程度停泊し、水深約6000メートルの海底からレアアースを含む泥を連続して採掘し、船に引き揚げる試験を行う。これは世界初の試み。政府のプロジェクトチームによると、南鳥島沖には産業開発できる量のレアアースがある。日本の幅広い産業で活用されているレアアースだが、中国政府は先週、軍民両用品の日本への輸出禁止を発表し、対象の中にはレアアースも含まれている。内閣府SIP プログラムディレクターの石井正一は、政府としてはレアアースの調達源の多様化、特定国に過度に依存しないような形の調達を考えているなどとコメント。
