物価が高騰して外食の価格も値上がりする中、比較的安くメニューも豊富な社員食堂を利用する人が増えている。世宗市庁舎の職員食堂はお昼になると長い列ができる。約300席が10分も経たないうちに埋まっている。物価高だが、1食4000ウォンという安さで市の職員だけでなく、職員以外の人の利用も増えている。近くの他の公共機関では利用者が増えていることで、職員食堂を利用するルールを決めているところもある。この5年間で消費者物価指数は16%上昇しているが、外食は25%も上がっている。品目別では韓国式海苔巻きとハンバーガーがそれぞれ38%、37%。次いでトッポッキ、韓国式ジャージャー麺などの上昇が目立つ。消費者学科の教授は「外食は500ウォン、1000ウォン値上がりするとひと月でかなりの負担になる」と話す。昼食にお弁当を持参する会社員も増えている。食材や人件費の値上がり、ウォン安などの要因から外食価格は当分上昇が続くものとみられている。