北朝鮮は11日“韓国が平壌に無人機を侵入させ政府を批判するビラを飛ばした”と主張する発表をしている。これに関連し北朝鮮国防省報道官は昨夜、朝鮮中央通信を通じて「追加挑発の可能性が高く、武力衝突拡大の可能性が排除できない」と発表した。その上で韓国との軍事境界線付近の部隊に対して射撃準備の態勢を取るよう指示が出されたと明らかにした。金与正氏は「再び無人機が飛べば報復する」と強調したことに韓国側が反発したことを受けて昨夜、新たに談話を発表し「戦争勃発の導火線に火を付けようとする特大型の犯罪行為だ」とけん制している。